肉体派セロリさんのレビュー一覧

東方二次創作のダンジョンRPGのアペンドディスクです。
東方の迷宮2だけでも恐ろしく完成度の高い、はまり込むとやめられないゲームなのですが、40～50時間もやるとやることがなくなります。それでも値段に対し圧倒的に遊べるのですが、このアペンドで100時間以上消し飛ぶやりこみの極みが開放されます。
ただ追加要素が本編クリア後なので、このアペンドは東方の迷宮2を試して楽しめることを確認してから買っても、楽しみを取りこぼすことはないです。おすすめ。

まず、キャラクターはみんな現実的で筋の通った意思を持っています。ヒロインが体を許すのも明確な目標のためであるし、主人公もただ鬱勃起するだけではなくしっかりとその身にヒロインへの愛を持ち、ヒロインのために行動します。前半、一部は別に寝取らせでも寝取られでもない、強いて言えばいわゆるBSSか? といった感じですが、その果てに純愛を見せてくれます。二部の寝取らせだって、お互いを愛しているからこそ、お互いのためを思って行動します。たとえ何をされようと。
この作品をすれば寝取らせは純愛だと強く感じると思います。どれだけ体をぬっちょぬっちょされようと、心はけして揺るがない。それをお互いに信じている……純愛です。オススメ。

自キャラとして使えるのは男の子のユウ君と女の子のリセちゃんなのですが、ふたりともちっこいです。そのため、相手の力で抑え込まれてえっちにいじめられるというのが非常にチンポ説得力が高いのです。もちろんこの二人同士の戦いもあるし同じくらいの体格の相手もいるのですが、一番刺さったのは作中でラスボス除いて一番でかい別競技からやってきた二人でした。おっきなお姉さんに包み込まれるように抑え込まれて屈服させられる。至上の快楽ですね。
ゲームとしても適度に歯ごたえがありプロレスしてる感が出ていました。やはり真面目に戦ってこそ敗北が映えるというものですね。オススメ。

もしこのレビューを読んでいて、まだ試聴もしていないというのならすぐに聞いてみてください。私はそこで衝撃を受けました。音声作品にお金出すのはなんだかなあと思っていた私ですが即断即決で買いました。
そして一切の後悔がありません。なんというか、聞いている間は本当に「めぐ」ちゃんと旅行してるんですよ。そこに「めぐ」ちゃんがいるんですよ、一人の人間として! ……と思い込めるほどの圧倒的な実在感。音の力をなめていました。
みなさんも、耳で行く彼女との温泉旅行を楽しんでみませんか?

敗北エロシーンもなかなかのゲームですが、やはり一番のポイントは戦闘エロでしょう。
まず単純に戦略性があって面白い戦闘、その上で質の高い戦闘エロがあることで、ゲームを求める少年心もオカズを求めるオトナ心も等しく夢中にさせられます。ぬっちょぬっちょにされても強力な技を放てるようになっているため逆転できます。多くの戦闘エロは真面目に戦うという行為と相反するものでしたが、この作品は両立させています。戦闘エロのある種の頂点なのでは?と思っちゃうくらいにスタイリッシュな戦闘エロRPG、オススメです。

被食丸呑み巨大娘と、一般的なモンスター娘より本能的と言える性癖が盛り沢山です(普通のおせっせもあります)。いくら我々(一人)熟練同人エロゲーマー(自称)でも、それで抜くのは厳しい……と思っていました。
抜けます。なぜか? 愛着によるものです。
連れ歩きシステムが楽しいし、戦闘でも活躍してくれると印象に残りますし、結構仲間のモンスターに愛着がわきます。そして好感度最大、彼女の最大の愛情表現を見せてくれるわけです。いやもう心が受け入れちゃいますよね。
もんむすゲーのなかでもちょっと異端な性癖を取り扱っておりますが、多分やればこれも行けるようになると思います。オススメ。

東方好きならいいからやろう。ス〇ロボ好きならいいからやろう。どっちも知らなくてもいいからやってくれ!!!
という作品。東方初心者な人にもおすすめしやすい作品です。なにせ二次創作ゲーには事前知識が必要であることが多いですが、このゲームは一切いりません。ちゃんとストーリーで説明されますし、詳しく知りたければ図鑑にはビックリするくらい詳しく載っています。
あと単純に面白いです。SRPGなので無心でクリアできるかといえば無理だと思いますが、難易度は選択でき、下は誰でも上は歯ごたえマシマシの素晴らしいゲームバランスです。
何よりも原作愛に満ちています。両方の。
名作。オススメ!

Mシチュゲーをやる人はたいてい負けるためにやるものですが、本当の興奮はやはり負けたくないのに負けてしまうというところにあり、つまりプレイヤーにある程度負けたくないと思わせないと最高のMシチュたり得ないのではと思います。
わざわざこう述べたからには、この作品はその最高のMシチュです。まず主人公の境遇はひたすら不憫で応援したくなりますし、淫魔はほかのむに工房と比べいくらか辛辣ですし、ラスボスなんかもうクソ野郎過ぎてMシチュゲーなのに「わからせてぇ……」と思いました。

負けました。最高でした。

個人的に「おっ」となったのは、臨場感の在るSEです。結構ここを疎かにするゲームは多いのですが、こういった細部のこだわりはたしかに興奮につながるのだと下半身で理解させられました。
ボイスも、私は「ボイスはなくてもよい、たいてい合わないから」派閥の長(派閥員0名)でありましたが、この作品をプレイして無事「ボイス最高!」派閥に移籍することになりました。
細部に拘った雰囲気のいいドえっちBFでした。オヌヌメ。

恐ろしいテキスト量によって描かれるこのゲームの世界はとても魅力的です。OPシナリオだけ見るとバカゲーかな? と思いますが、各キャラクターにはこの世界での歴史があり、キャラシナリオを見れば見るほどこの世界に引き込まれていきます。
そんなシリアスな一面をこれでもかと持つ彼女らを娼館で働かせる。うーんえっちだ。
正直ここで語り切るのはどう考えても不可能なので、とりあえずやってみてくれとしか言えません。いい意味で同人らしい熱量を感じる作品でした。