サブカルクソ女さんのレビュー一覧
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催眠音声のもっとも優れた点は、自分が主役となること。
そして、男から女に、さらには人ではないなにかになれること。
どうにか、自分ではないものになって快楽に溺れてしまいたい。
快楽に溺れることによって、一時でもすべてを忘れたい。コロナ禍で陰鬱とした日常を過ごすすべての人が聞くべき作品です。
もともと作者さんを知ったのも無料配布していた元作品からでした。
この時もイラストは定食さん。当時、同人活動を止められていたので「あれ、こんなところでイラスト書いてる」と思って音声もDL。
文字通り「自分ではないもの、いいえ、人ではないモノになりたい」願望を存分に満たしてくれる希有な才能である定食さんにイラストを依頼するあたり、存分に生体コアとしての快感を味あわせてくれるものでした。
そして「真説」。まず、音声を聴く以前にイラストで催眠状態になります。早く、一刻も早く生体コアになって二度と戻れなくして欲しい。そんな願望で悶絶してしまいます。
音声をスタートするともう、絶頂。人ではないものにされていく、惨めだけど気持ちいい多幸感が悲惨な現実を慰撫してくれます。
男性の場合は女体化。女性の場合もイラストにあるような未熟な身体にされ、光沢のある絶望的なまでに淫猥なスーツでカプセルの中に閉じ込められ、空になるまで生体コアにされてしまう。人権もなく、ただ消費されるだけ。それも相手が興奮するとかそんな要素もなく単にエネルギーを抜き取るだけの目的として。そんなモノとして慈愛もなにもなく使い捨てられるのが幸せです。
早く、この終わりなき日常から抜け出したいと願う人にとっては、まだまだ続く灰色の日々を、この音声で少しは楽に生きることができるようになるのではないでしょうか。
もうずっと後半の音声「Mindinvasive」あたりで残りの人生を終えたいと思うほどです。
まだもう少し生きていると思うので、次回作ではもっと終わらせて下さい。
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2022年01月30日
2017年12月25日
「女装少年奴隷ボンデージ調教」などの名作を描いている作者。
こちらでも、オトコ同士であることを強く意識させる変態作品を仕上げています。
女装=ホモというインモラル性興奮するタイプの人に
特にオススメの作品です。
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2017年12月07日