tukuyomi4731さんのレビュー一覧

前作から2年。ついに出たのでレビューします。
結論から述べますと、最高です。
過去の荒岸さんの作品も(多分)すべて読んでいますが、その中でも飛びぬけてトップ。2023年の荒岸さんの最高傑作であるのがわかります。

前作の結末から暗雲がたちこめていたため、多くの読者諸兄も覚悟されて読まれることでしょう。
そんな中で、どうあがいて、どう生きていくのか、鬼気迫る迄の、荒岸さんの自傷行為にすら思えるミサトさんと優太のやり取りに、激しく感情を揺さぶられました。
作家として、自分の中のものをぶちまけて勝負してくるスタイルで、ここまで激しく感情を揺さぶられたのは、文学作品でいえば学生時代に傾倒した太宰治以来です。
(エロ漫画家として、太宰治を引き合いに出されるのは荒岸さんにとって不本意かもしれませんが、私としては並べて語れる作家が他に思いつかななかった次第なので、どうかご容赦ください)

2年待った甲斐はありました、素晴らしい作品です。

本作品はFANZAで先行配信されていたのは知っていたのですが、DLSiteで買っていたので、最後までこちらで買おうと思っていたのですが、先行配信後に色々あったのが、あとがきから色々と伺えました。
正直あとがきなんて普段はほとんど読まないのですが、素晴らしい作品だからこそあとがき迄しっかり読んで、何となく事情を把握した次第でした。
そこで、こうして思い立ってレビューを書いているわけですが、ちゃんとお金を払って読む価値があると思って、この作品に期待していた私という個人としては、傑作として、心に残る、おそらく10年後20年後でも覚えている一冊になったと思います。

最期にこの作品は2023年の荒岸にとっての最高傑作であろうと言いましたが、未来の荒岸さんによる、これを超える作品を、心からお待ちしております。

とにかく内容が素晴らしい。
ネタバレになるので内容は避けますが、とにかく丁寧なつくりに脱帽です。
言うなれば太宰治。
女性の心理描写が素晴らしくて、モノローグとして挟まれるそれは、まるでミサトさんの日記を手に入れて、書いているような、そんな錯覚すら受けます。
少年たちの心の機微も、実にリアル。
あとがきにもありますが、彼らの心理状態にも心当たりがあります。
それを納得できるような形で描いてくれているので、いちいち頷けます(笑)

次で最終巻だそうなのですが、ここまで期待を全く裏切らない、むしろ期待を上回って作品を世に出してくださっている荒岸さんに言うことは何もありません。
ここまででもすでに名作。しかも、何度も読み返すことに耐えうる名作となっているので、これまでの巻を読み返しながら、次を待ちたいと思います。

(これまで書店委託で購入していましたが、初めてDL版を購入しました。時勢柄大変かと思いますが、応援しています)

相変わらずいいおっぱいです。
大きな、ロケット型の、大きな乳輪、といえばやはりバリスタさんでしょう。
内容はタイトルを見てもらえればそれで察しがつくと思いますが、サンプルを見て気になったなら、買って損はしないと思います。

今回はオリジナルということで買いやすいと思いますが、気に入った(性癖的に)人は過去作品も買われるといいと思います。

いつも思うのですが、けんぴさんの描く董子ちゃんはとても元気の出るおっぱいをしていて、素敵です。
今回はゴブ輪姦ということで、マルチプレイに対応した董子ちゃんですが、相変わらずひどい目にあっています。
どの世界線の董子ちゃんも、ひどい目にあっているのですが、今回は過去作の中でも割と悲惨な方だと思うので、これまでの作品が好きな人なら素直にお勧めできます。

いつもと性癖は違うけど、ペソさん節は健在。
おねショタの人もペソさんファンも満足でｳｨﾝｳｨﾝ。
序盤の個人的には少年の泣き顔が良かったです。毎回思うのですが、キャラクターの表情が豊かでいいですね。

この話の続きも読んでみたい気がする。

大丈夫。ペソさんのCG集だよ。
アヘ顔膨乳噴乳精液ボテをふんだんに取り入れた、特殊性癖の最前線。
初心者から玄人まで安心できる高品質なドスケベが楽しめます。
内容は基本5枚と差分ですが、ものすごい量の差分に匠の技を感じます。
むしろ、多分別の基本を用意した方が断然楽だろうっていうようなハイカロリーな差分がたくさんあります。

かなり楽しみにしていた新刊だったので、ツイッターの告知を見て早速ダウンロードしてしまいました。
期待通りの素晴らしい本で、何より思った通りの「こういうのいいよね!」が詰まった一作でした。
針妙丸ならではのシチュエーションを求めている人にこそお勧めしたい作品です。

タイトルでピンと来た人なら買いです。
内容はハイクオリティーの一言で、非常に丁寧な実用書です。
特に表情がとにかく豊富で楽しめます。
催眠部分以外でも様々なこだわりが見て取れ、そういう意味でも良い一冊でした。
次の本もとても楽しみです。

シリーズ好きを裏切らない、珠玉のCG集って感じです。
差分も豊富で、コウスチュームと全裸も選べます。
女の子同士の絡みが少ないのは残念ですが、逆に本編ではあまり見られない男が出てくるので、ある意味では貴重。
フランちゃんかわいい!

レビュー時でクリア済み。
声に関してはゆっくりボイスなので賛否両論あるでしょうが、きびさんのイラストは可愛らしく、キャラメイクしてダンジョンに潜るシステムは万人ウケする素晴らしい選択だと思います。
ゲームシステム的には中盤以降やや調整不十分な点や、改善的なども見受けられますが、それでも同系統のゲームの中では良くできていると思います。
次回作にも期待しています!