yokomiti的鑒賞一覽

いのこさん三作目

いのこ&ずなちゃんと外で焚き火したり焼きりんご食べたり昔話しながら耳を癒されたりです。

二人は年の近いせいか、実に自然体で会話していて、小ボケやらゆるいツッコミやら、終始とても和やかな雰囲気でした。

いままでの作品に無いくらい店員と客という関係を忘れてしまいそうになる、自分も作中世界の一員になれたような感覚がしました。

心が昂ったり緊張するのではなく、穏やかに、楽しい時間でした。

はい、来ました新作はこさん!

今回は日帰り

一応客室とはいえ実質はこさんの私室にて半ドンでオフモードのはこさんとまったり過ごします。

客としてもてなされるというよりは、時間を共有するといった感覚で
はこさんもいつもと若干非雰囲気が違う気がします。

日帰りということもあり、今回は夜に悪い動物さんは現れたりしませんが、二人でカキ氷を食べたあと、舌を見せるよう言われて......



“舌を舐めたらそれはもうチューじゃッ!!”



その後もバスの時間ギリギリまで耳かきしながら一夜のお誘い仄めかしたり、終始ドギマギさせられます。

しかしそこは道草屋の痴j...もとい、色気担当にみせかけて鉄壁のはこべらさん。ギリギリのラインを攻めつつ決して一線は越えさせない....

外のチャイムが時間を知らせ、今回もまた手のひらの上で転がされていたことを悟るのです。

そしてバス停への道のりで、ずなちゃんにも挨拶しつつ最後の最後に、はこさんに何かを耳元で囁かれた.....。


誰もが想うことでしょう。

「また来よう」と.......。


個人的に過去最強のナマ殺し作品でしたw。

前半はテン様はお留守なようで、ビャクさんが洗髪やマッサージなどでもてなしてくれます。
会話中にてあかされたビャクさんの勤め先には驚きました。(ふんすっ!)

そして後半にてテン様ご帰宅。
ビャクさんと親しくしているところを見て、それはもう露骨に妬いてくれます。

ヤキモチ爆発なテン様可愛いよテン様!!

番外編とありますが実質テンの耳かきシリーズの続編です。

毎度のごとくお値段も超絶リーズナブル!
いつもありがとうございます。

ところで、休日屋の方にもまた行ってみたいなー
なんて・・・

個人的な感想ですが、実際に猫を飼ったことのある当方はもう出だしから目頭が熱くなってベソをかいていました。
死んでしまった愛猫が各章ごとにご主人と一緒にやりたかったことを叶えていくストーリーで、6章に入る前にはもうボロ泣きしていました。
終盤では久しぶりに声を出して泣けました。

癒しだけを求めて聞くにはあまりに感情を揺さぶられすぎて精神的に辛いですが、たまに泣きたい夜にはこれ以上無い作品だとおもいます。