Lista de reseña de NY2017

黒髪ロング好きなのと、タイトルにもあるようにヒロインの優羽ちゃんが可愛いので購入。
可愛い絵柄と、奇をてらわないラッキースケベからの一直線で事に及ぶシンプルな展開が良かったです。
(髪を使ったプレイは後処理が大変そうですが…)

個人的には下のヘアも黒々とした立派なものならよかったと思いました。
冒頭の学校名を見るに、中等部か高等部かはあえてぼかしていたようにも感じられましたが、
どちらにせよ生えてるか両Verを任意に選択(媒体の関係上難しいのでしょうが)できれば☆5つにしていたと思います。

「武田信玄 戦国の猛将 ビッグ版」と同作者なので、どれだけの違いがあるのか気になって購入。
信玄や謙信をはじめとして、だいぶキャラのビジュアルの雰囲気が違うと思いました。

少年少女読者向けのオリキャラも、山本勘助の実子ではなく彼に拾われた戦災孤児や上杉の少女間者になっていますが、
個人的に終盤の二人のやり取りはビッグ版のオリキャラ達より大人びた雰囲気で好きです。
(詳細は読んでのお楽しみという事で)

織田信長のそれしか購入した事がありませんが、機会を得たので本作を購入してみました。
ややコミカルな絵柄ながら、乱世の非情さやそれに呑まれていく武田信玄の葛藤はしっかり描かれていますね。
個人的に好きな人物の武田義信のくだりはとても悲しかったですが、あるオリキャラの台詞で彼は決して間違ってはいなかったのだというフォローが入ったのはうれしい配慮でした。
終盤は哀愁漂う展開ですが、信長のはっちゃけぶりが全部持って行ったような気がしないでもないかも(笑)。
オリキャラ達の末路は寂しくも色々と想像の余地を残した希望を感じるもので悪くなかったです。

真偽不明の幼少期の逸話(だいぶギャグ寄りアレンジでしたが)や、心情描写の一部が大昔に購入した同じ学研の伝記本と似た所があり、
参考にした文献が同じなのかなと思える点もありましたが、そこはマイナス点にはなり得ないです。

世代の微妙なズレからか、はじめて作品を見る先生の作品もいくつかありましたが、
新沢基栄先生ら懐かしの元・ジャンプ作家の面々も交えた濃密な大人の学習漫画でした。
疲労に対するコーヒーやスタミナ食品の意外な落とし穴や、男女関係や体(性的なもの含む)にまつわるあれこれが非常に勉強になりましたし、
決して肩を凝らせず一気に読める漫画に仕上げる手腕はベテラン円熟の技といった所でしょうか。
個人的に一番好きだった新沢先生の作品は奇面組で見た事のある顔がチラホラ出てきて楽しかったです。
(もちろん名前や設定の異なる別人ではあるのですが)

欄外の「まめちしき」が専門的かつ細かい文字すぎて少し読むのに根気が必要かもしれませんが、
それだけ本作を手がけた専門家の方々の本気を感じられ、かえって好感が持てると思いました。

かつて学習漫画を楽しく読み、好きな作家さんのいる一定以上の年齢の大人なら手に取って決して損はない一冊と言えるでしょう。

結構長くゼニアルゼ王国編を引っ張りましたが、とりあえず今回で一段落といった所でしょうか。
ローセ教官によって変わり果て…いえ、大いなる成長を遂げたゼニアルゼ騎士団。
マユ隊長のこれからの心労が少し気の毒な気もしないではありません(笑)。
今回登場した某国は最近ちょくちょく出ていたスパイコンビの祖国だったんですね。
スパイコンビは今回もいい味や名言を出してくれたものの、何とか生き残ってこれからもちょこちょこ出てきてもらってもいいかもしれません。
シルビア姫の考え同様、本作の今後がどうなるのかが気になる一連のお話でした。

最近本音では前のような爆発力は抑え目かな?と少し心配にもなっていたものの、
とりあえず着地点は本作らしい形で綺麗にオチをつけられてホッとしました。
作者天原氏の(原作担当のみを含めて)複数連載のかけ持ちが読者として一抹の不安を感じないでもないですが、
期待と応援の気持ちをこめての☆5つにしようと思います。

三十年近く前に紙の書籍として購入しましたが、だいぶボロボロでスキャナーで取り込むのも本を傷めそうなので、思い切って電子版を購入してみました。
内容は織田信長の生涯を適度な創作も織り込みつつダイナミックに描写したもので、今でも色あせない児童向け信長入門書ではないでしょうか。
少女漫画畑で活躍されていたという作画担当の中島利行氏のキャラは繊細な美男美女だけでなく、
肖像画準拠の決して今風のイケメンではない浅井長政などは見てくれなど関係ないと思わせる智勇と優しさを兼ね備えた好感の持てる人物として描かれていたり、ほとんどの人物が魅力的に描かれています。

「まめちしき」欄で戦国大名の作った法律にかな書きが多かった点の解説として当時品は「農民や町人も読めるように～というものが
今回購入した電子版では「漢字の読めない武士」に、剣豪の紹介で「剣道の達人」が「剣術の達人」といった具合に変えられていたり、
光秀と秀吉の年齢が近いという記述がカットされていたり、研究の進歩や厳密な呼称の違いなどを踏まえて
より詳しく当時の事情を児童に伝える努力が感じられます。

ただ、今川義元を討ち取った毛利新助の兜に安芸毛利氏の家紋があるままだったり、
昔の児童書らしいアバウトさもそのまま残っているのはご愛嬌でしょうか?

巻末の安土桃山時代の解説などもカットされていたので、やはり当時品は当時品で死ぬまで大切にしたいと思いますが、
電子版も新たな発見があって購入してよかったと思います。

笑いの中にふっとそんな気持ちを抱かせる連作でした。
元から超絶ブラックのメイルさん達にとっては、願ってもないホワイト化ではあっても、複雑な気持ちを抱かざるを得ないという…。
大国側はそのホワイト化でも○の一歩手前まで追い詰められかねないブラックに感じるというのが恐ろしい皮肉ですね。
ローセ教官も言っていた基準が常人レベルではサ○ヤ人並みの無茶さだなぁと苦笑いすると同時に、
そこまで鍛え上げられるこの世界の戦時下がどれほど凄絶な環境だったのかと思うと、何気にハードな世界観を垣間見せます。
以前も盗賊団に捕まって(自主規制)で戻ってこられなかった人達のくだりでそれは感じましたし、
ギャグメインの天原氏連載作品としては、スピンオフなり急展開で一気にシリアスに舵を切れる可能性が高いかもしれませんね。

クッコ・ローセ教官と大国の騎士団メインのお話ですが、ローセ教官の実体験に基づいた言葉に重みがありますね(笑)。
心身限界まで(色々な意味で)追い詰めるクロノワーク王国式訓練、嫌でも強くなれそうではあります。
世知辛い大国のしがらみと小国の金銭・人材面での悩みのすれ違いとか、作者天原氏のネームも相変わらず冴えており、
ここから先はどうなるのか気になる所です(まさかの魔界とかからの侵攻に各国同盟して戦うとか…?)

あと、個人的に驚いたのがあの可愛らしいエメラ姫も剣術の心得があった事ですかね。
シルビア姫の内心でも触れられていましたが、大国騎士団のお嬢様女騎士より本当に強かったりして…。

派手な子もいますが、繊細かつ清楚な雰囲気の絵柄の女の子を脱がせていく背徳感がKISSの醍醐味ですね。
普通に脱がせていくだけでも好きな人にはたまらないと思いますが、
下着のバリエーションが色々あるのも楽しいです。
中には変態仮面ごっこをさせられるものがあり、表情パーツも合わせると涙目で強制とかレズ変態シチュも楽しめるのがいいと思います。

個人的には陰毛の色が各人の髪の色に対応していたり、アヘ顔(豪快な下品系)のバリエーションもあればいいかなと思いましたが、
それは今後の追加セットリリースに期待ということで、気長にお待ちしております!

主人公メイルさんの素性が意外とええとこの出らしいと知って驚き。
(性格や今までの描写から庶民からの叩き上げというイメージでした)

そして、ついにシルビア姫・エメラ姫の姉妹がご対面。
同じ両親から生まれたとは思えない淫乱・純真の対極姉妹の会話と、
彼女らを取り巻く人々のやり取りが見ていて楽しいですね。

ラストはエメラ姫のほのぼのでしたが、その直前があまりに酷い(褒め言葉)。
シルビア姫の自由奔放さがあまりに酷すぎて爆笑してしまいました。

続きも楽しみにしております!