れいぶんs recensionslista

ギャル子ちゃんのおっぱいと言われたら、乳首が陥没しているという公式設定のほかはあの豊かさだけが明らかなわけですが、みなさんの理想はどうでしょうか。柔らかくてちょっと垂れ気味であってほしいですよね。陰毛はモジャっててほしいですし、お尻にも生えていてほしい。そんな理想の体型のギャル子ちゃんがヌーディストリゾートで様々なアクティビティに挑戦する、そういう話です。注意すべきはヌーディストビーチではなくナチュリストリゾートであることですね。浜辺の描写はあんまりありません。山登りであり、泥んこ遊びであるので、砂浜フェチにはおすすめできないかもしれません。それ以外の全人類は買うといいでしょう。

Clover作品のヒロインといえばどんな体型を想像するでしょうか。しっかり筋肉がついた上にうっすら脂肪が乗った、腰の位置の高い、そう、パンツスーツが似合うような大人の女性ではありませんか?そこを行くと本作では大きく描き方を変えてきています。大人の女、ではあるんですが、むっちりと成熟していかにもメス!という方向に舵を切っています。具体的にはすげえおっぱいです。これは触れておかねばなりませんね。すげえおっぱいの人妻を、合意のもとに寝取らせる、そういう話ですよ。取り立てて妙なプレイもしないのですが、満足感は高いです。

Clover作品といえば水分豊富なプレイでおなじみです。本作でも濃厚なエロ描写は大健在なのですが、それほど特殊なことをしないのが特徴ですね。かつての恋人同士が再会して、アナル方面に突き進み、濃厚なプレイを繰り広げる。そういう作品です。スカッと爽やかな方面に行かないのが意外でもありましたが、入門用には最適ではないでしょうか。

湿度の高い描写とドライなプレイで強烈な印象を残す、搾精病棟シリーズの第一作です。
今回のヒロイン、タチバナさんは非常に事務的かつ高圧的で、静かに暴言を吐いてくるというあまり見ないタイプのヒロインです。新鮮ですね。
のちに出てくる各ヒロインと比べると正統派というか、「性格最悪のナース」というには善人だったことがわかってくるのがシリーズ物の面白いところ。
たとえばタチバナさんは基本的にウソをつかないのですが、それはウソをつくほど関心がないから、かもしれません。自分のことしか考えていない、コミュ力はそこそこある、そういうヒロインに冷淡になじられるのが気持ち良い快作です。

「性格最悪と言っても、タチバナさんはそこまでクズじゃなかったし……」「仕事はまじめにやってるみたいだから、最悪とまで言ったら失礼だよな」という一抹の疑念のあった前作から一新。ぜんぜん擁護のしようのないマジの最悪さを誇るヒロイン、クロカワさんの登場回です。
美人で、性格が悪くて、根性も悪くて、仕事の要領もおそらく悪く、コミュ力も低い。そんなヒロインに性的に振り回されるわけです。最高だと思いませんか?思いますよね。思え。そういう作品です。

今更言うまでもないですが、名作です。
スカ、リョナ、そういう諸々に抵抗がある方にはしいてオススメしません、しませんが、それが単なる露悪趣味ではなくシナリオ上の必要性からそうなっているのがプレイした後にわかります。抵抗を乗り越えてでもやる価値は十分にあるかと。
当然ながら周回必須ですが、周回するごとに序盤のあれこれが別種の意味をもって立ち上がってくるなど演出にコクがあり、大詰めともなると奇妙な感動が胸をふさぎます。泥沼に咲く純白の蓮の花を見たような、そんな気持ちになります。

ここのサークルさんは陰影の付け方が独特で、ちょっと他では見ないような塗で立体を表現するのですがそれの何が良いかといえばそう、おっぱいですね。小さいところから大きいところまで余さず魅力を伝えてくれます。
形状も様々、丸かったりとんがってたり、その数々を上手に揺らしてくれて色々と大ボリュームです。
なおこの作品はこう、ソフトコアといいますか、お触りについてはナシという鉄則が貫かれているので「女の子が脱いでいくのを見ている」という状況を堪能するのが醍醐味です。人によってはむしろストレスなく楽しめるかも知れませんね。

一点注意することがあるとしたら、サイズです。
この作品のファイルサイズは2GB程度あるので、ディスク容量はもちろんのこと回線についてもまあまあ圧迫します。ホテルのしょぼいWi-Fiとかだときついかもしれません。

この方面がなぜエロRPG愛好家を惹きつけてやまないかといえば、その経過、時間の推移に伴って否応なく訪れる心身の変化、これであります。
はじめは羞じらいと怯えがあって、男と水浴びすることすら嫌悪していたヒロインが、最終的には顔もわからない男の子供をぽこじゃか産むようになるまでに至る、その過程こそが愛らしい。
そういう、基本的なところを本当に誠実に希求してくれている作品です。信頼できますね。

シナリオ的には紹介文がすべて。シチュエーションもシンプルで、必要かつ十分でしょう。そう、睡姦です。
これもジャンル的に色々と趣味嗜好のわかれるところですのでそこだけ説明しますが、完全に無反応というわけではなく、浅い眠りのなかで色々する感じですね。無反応好きの人にはちょっと方向性違うかもしれませんが、ふつうにそのほうがグッとくるので個人的には良かったです。
一応一箇所分岐があるんですが、どちらか見ればタイトルから選びなおせるので多い日も安心。

モチーフが明確で、シナリオとしての目的もわかりやすいのでプレイしていて気持ちがぶれない。「最終的にはどこを目指す旅なのか?」がわかっている、というのが短編RPGの良いところ。気持ちが疲れないので。
そしてそんな土台に乗っかっているのが濃いめのエロイベントの数々。正直この価格帯、このボリュームの作品でこれだけ様々なシチュエーションが味わえる作品も珍しいのでは?定番どころも抑えつつ、「えっ」と驚くような捻ったシチュに唸らされます。