健太郎さんのレビュー一覧
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2019年10月29日
本作の特徴は一にも二にも世界観にあり、
街中には裸の女の子達が拘束されて晒し者にされ、
主人公イリスもオープニングで全裸緊縛・首輪で連行され三角木馬責めを受けるというストーリーでありながら
陰惨な雰囲気は全くなく、作品全体が「優しい世界」であり、胸糞悪い展開などは全くないという点にあるでしょう。
ゲーム部分はイリス単独で戦う闘技場の難易度が極めて高く、
進級を賭けた戦いはほぼ初見では勝てないほどの歯ごたえがあります。
ダンジョンは至る所に囚われの女の子が居るのを救出して回る方式で
「風紀剣士アサギ」が好きだった人は本作も気に入るかも知れません。
いわゆるモブ達にもCGがそれなりの枚数使われているのは個人的に好印象。
エロシーンは全てのエロに挿入がなく、ジャンルが「凌辱」ではなく「SM」である事が特徴。
通常の一枚絵のエロ、戦闘中エロに加えて
やや珍しい「エロ戦闘システム」も搭載。
拘束されて責められながら負けないように何とか耐える、というシチュは
ストーリーの節目ごとに脈絡なく調教しに来る魔女の個性と噛み合っていて中々ユニーク。
日本語訳はお世辞にも良いとは言えません。特に敬語関連が滅茶苦茶です。
が、内容が理解できないほど深刻ではないのでプレイする分には支障ないでしょう。
最も解読が困難なのはオープニングなので、不安ならば体験版を確認して
世界観が理解できるならば購入しても問題無いでしょう。
女の子が裸で拘束されたり晒し者にされたり調教されたりするのは大好きだけど
女の子があまりにも不幸すぎる話じゃ抜けないのよね、という性癖の人におススメの一作。
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2017年08月03日
いわゆる変身美少女もの、戦闘もエロも女主人公のみ。
序盤から敵が意外と手強いが、負けてもゲームオーバーにならない(終盤のボス除く)ばかりか淫乱度が上がると強くなるというお約束?のシステム。
昼パートで強化&町の人達の悩み相談、夜パートで次元のひずみという名のダンジョン攻略と分かれていて、
昼パートはお使いかと思いきや全部「本番まではいかないエロ」であり、
夜パートには罠エロや戦闘エロまで充実しているためエロシーンの総数は非常に多い。
レベルと言う概念はなく「魔魂」を消費して能力強化やスキル習得を行うシステムのため、育成の自由度は極めて高い。
個人的には処女クリアを目指しつつ上記昼パートのエロは堪能するという遊び方がゲームバランスが良く、
真面目だが流されやすい主人公の性格とも合っている様に思われた。
もちろんヤられまくりプレイをしても良いし、可能ならばエロ完全排除攻略にトライしても良いだろう。
強いて難癖をつけるとすれば伏線が回収されないまま終わってしまったので
トゥルーエンドが別に有ると思われるが、その条件が分かりくい事ぐらいか。ヒントを、ヒントを下さい…(チラッチラッ
二週目引継ぎあり、シーン全開放つき回想部屋あり、海水浴場に行けば水着になる等の自動着せ替えあり。
過去の実績ある作者さんらしく、高いレベルできっちり出来上がってるという印象を受けた一作。
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正直、購入前の時点ではそこまでエロ方面には期待していなかったのだが、蓋を開けてみると良い意味で大いに驚かされる作品であった。
特筆すべきは主人公が堕とされる際の責めのしつこさ、ねちっこさで、例えば主人公が鉱山に監禁されるイベントなら
常識的には一回分のエロシーンに該当するぐらいの責めが毎日毎日、10日にわたって繰り広げられ、
その際に少しずつ少しずつ堕ちていく様は圧巻、主人公の無知シチュはこのためにあったのか!と感服させられる出来栄えであった。
サブキャラ達は万人受けしないエロ担当なのだろうか、催眠姦や洗脳等マニアックなシチュを披露してくれる。
RPG部分の難易度は高めで油断しているとあっさりゲームオーバーになってしまうものの、
敵は強いがその時点での店売り装備がそれ以上に強く、雑魚敵を倒して得られる経験値や金は多いため
ウディタのサクサク戦闘も相まってレベル上げ&装備品のための金稼ぎは短時間で捗るために苦にならない。
強いて問題点を挙げるとすれば責め手がオッサンのケースが多いためそれが苦手な人には厳しいであろう事と、
エロシーンの文章量が凄まじい長さであるためRPGを楽しみたい、エロシーンなどクリック連打で飛ばしたいって人にとっては激しく面倒であろう事(もっとも長いエロは回避可能)、
体験版はこの執拗なエロが全く見られないうちに終わってしまうため「気になった人はまず体験版を!」とおススメし辛い事ぐらいだろうか。
エロ経験のない女主人公が少しずつネチネチと堕とされる、という路線をたっぷり楽しみたい人にとっては比類のない作品
2016年02月04日
この界隈(エロRPG)においてはHPが0になると敗北エロというのがお約束だが
本作は一歩踏み込んでおり、負けると監禁されエロ責めで主人公を屈服させようとする敵に対して懸命に抵抗する主人公、という「拷問バトル」となる
これは非常に素晴らしいアイデアだったと思われるが、肝心の作者さんが自分の掘り当てた金鉱の価値に気付いていなかったのか、拷問バトルは雑魚敵限定となっている
「何故ボス相手にこれを用意しなかった!」「もったいない」「もっとやれただろう」という感想を生んでしまったと言わざるを得ない
とは言え敗北エロだけでも値段を考えると質・量ともに満足のいくもので、及第点の作品であったのは間違いない
敗北はMPが0になった時であってHP0はエロバトルへ移行するためのゴングに過ぎない、と言うシステムは今後流行るのではなかろうか
この作者さんの次回作に期待するのは勿論だが業界全体にこの路線を期待したくなった一作