貝柱のジェラルドさんのレビュー一覧

回数指定型オナサポは作品数は少ないながらも通常のカウントダウンやしこしこボイスに比べて「させられている」感が強く言葉責めも自然に入ってくるので自分が大好きなジャンルです。発売してくれただけでも嬉しいのが一番大きな感想です。イラストも作品のイメージとマッチしており、ゅかさんの演技も感情のこめ方や演じ分けもばっちりで、途中から入る握る強さやストローク指示も回数指定と親和性が高く素晴らしいです。

気になる点もあり、途中から高速一辺倒になって通常のオナサポ物と変わらなくなってしまい、回数指示の良さが薄くなっている気がしました。折角の回数指示なのでバックで一秒毎の電子音や手拍子を流し、指定数も多くしたり少なくしたりを頻繁に入れ替えたり、6で短時間や3で長時間等を後半でも入れるなどして聞き手を翻弄して嘲笑うような責めだったら本当に完璧な作品だったと思います。

サークル様の処女作である金玉責めオナニーをまたパワーアップして発売してくれたことに感謝します。恐らく苦痛系のオナサポはアナルや寸止め、精神系のものよりも更に更にニッチであるにも関わらず再度製作していただいたことは玉責め、CBT好きにとって歓喜としか言いようがないです。本当にCBT系オナサポは片手で数えるほどですから…… 本物のSMプレイ的な雰囲気を楽しめるのは苦痛系の特権だと思います!

内容も以前のものから叩く回数も増えハードになり、手段も素手から道具に変わった事でいい意味で躊躇いにくくなりより痛みを味わいやすくなっています。それでいて女王様にしっかり認めて可愛がってもらえている雰囲気もあるのがすばらしいです。女王様ものでは巨頭のしおゆでのぎんさんのイラストも玉責めということもあっていつもよりさらにマッチしていますし、分倍河原シホさんの優しさと厳しさを使い分ける演技が毎度素晴らしくサラ様シリーズは理想の女王様像が詰まっていますね……
寸止めを繰り返すと玉が上がってしまい玉責めが困難になる場合もあると思うのでコックリング等で袋の根本を軽く絞ると最後まで命令を実行しやすくなると思います。スパンキングラケットも用意すればより雰囲気も出て、玉の絞りもきつくすれば更に苦痛も増すカスタムも可能なのでドМの方にはおススメです。

快楽系の乳首責めは販売されているので、クリップや吸引ポンプ、歯ブラシを使った苦痛系の乳首責めも発売していただけたら嬉しいです。これからも苦痛系オナサポを楽しみにしています。

ご主人様の仰せのままにシリーズの三作目、今作は前作に続き花凛がメインです。
ストーリーはメイド派遣が当たり前の世界観で花凛が仕えている主人の部屋の隣人の青年のもとに、お勤め期間終了後に、心配してくれたお礼や騒音等のお詫びに訪れた花凛がどんなことがあったか回想しながら説明する形です。回想という形ですがNTRやBSS的な雰囲気は一切ありません。

彼女から語られる様々な主人から行われてきた内容は凄惨の一言!前作も首絞めや殴打等ハードでしたが今作はそれを遥かに上回ります。ダメ人間のもとに更生可能かのテストとして「生命にかかわらない限り何をしてもいいと」言う契約で派遣される彼女は、いきなり殴り犯されるのは当たり前、文字通りの肉便器扱いや酒瓶をアナルに突っ込まれて急性アルコール中毒で契約違反になった等壮絶なものです。更には死ななければいいとストレス解消としてサンドバッグや爪剥ぎ、バッドでの殴打まで……一作目のヒロインにして花凛の妹の怜華のシーンも少しあり、〇少期から訓練として輪姦等が語られます。
内容は極めてハードながら、花凛の語り口調が「こんなことあって困っちゃいますよ～」といった軽めの口調な上、真剣に努力する主人に会えた時の喜びなど彼女が仕事に誇りとやりがいを持っていることが語られるので陰鬱さはありません。

キャラの表情も非常に丁寧で、表情から十分に感情が伝わって来るうえ体のや体液の描写も素晴らしく、とても美麗な絵柄で極めてハードな内容が楽しめる貴重な一冊です。しかもストーリーも上手く、読後感もいいのでハードプレイが好きな方全てに是非、前二作と共におすすめしたいです!

もうレビューの題通りアンスリウムさんと御崎ひよりさんそして「実姉」組み合わせの時点でもう十分素晴らしいですが、今回はなんと姉が2人!「クールな姉」との繋がりは有りませんが、あの姉好きにとって傑作の2作に心奪われた方々にとっては当作も間違いなく素晴らしい作品になります!

キャラクターは作品ページの通りタイプの違う2人で、まさに姉さんとお姉ちゃんと言った雰囲気のキャラ分けがしっかりとなされています。
長女の涼音はクールかつ気怠げで有りながら全肯定の溺愛奉仕型なので「クールな姉」の紗耶を思い出す部分もあります。自分の全てを任せてしまいたくなるすず姉さんです。下着を弟に脱がせてもらう位甘えん坊でだらしないながらも、仔猫のの様に自然に距離を詰めてくるニート次女の実乃梨は反則的な可愛らしさ、いつまでも抱きしめていたいお姉ちゃん。
御崎ひよりさんの演じ分けも完璧で、タイプの異なる2人の魅力を最大限引き出して下さっています。セリフは勿論、吐息やフェラ音、耳舐め等の部分での演じ分けは流石の一言としか表現出来ません。

シナリオも、弟に対して全肯定かつ全てを曝け出し、当然の様に性行為に挑みながらも所々でしっかりと血の繋がりを強調するセリフが入り、完全に信頼出来て何をしても受け止めてくれる愛しい姉とそれ自体の背徳感を両方とも感じさせてくれます。実姉の限りない愛情から来る癒し効果は聴きながら眠ってしまえる様な安心感を与えてくれ、何の躊躇も無く取り合う様に激しく、それでいて甘く献身的なエッチシーンは非常に純度の高い興奮を味合わせてくれます。

抱きしめた時に、自身の大きな胸のせいで生まれる僅かな空間すらも弟と隙間な密着する為に無くしたいと言ってくれる程の深い愛を持った姉2人と、ただひたすらに愛し愛される至福の時間がここにあります。

ストーリーは前作と同様、性的サービスも可能なメイド派遣サービスから派遣されたメイドさんのストーリー。登場人物は前作に勝るとも劣らない不潔下劣なご主人様と前作のラストに登場したヒロイン花凛です。

花凛は綺麗好きで冒頭主人の不潔さを指摘、早速掃除を始めようとしますが逆上した主人に陵辱されます。前作の怜華と異なり感情表現豊か、それ故不潔な主人から行われる行為に言葉ではやんわりとですが体はかなりの拒否反応を示します。

内容は何日も洗って様な口でのキス、いきなり乳首を悲鳴が出るほど捻り上げる、イラマチオ、ザーゲロ、顔面への殴打、首絞めファック等かなりハードで特に作者様の力が入っていると感じたのがイラマとヒロインの表情です。花凛は前述の通り表情豊かなので笑顔から、痛みに反応し目を見開く、苦痛や嫌悪に涙を浮かべ目をむきながら苦しむ、絶望顔やボコ顔など非常に描き分けが上手く、ヒロインの感情が伝わってきます。
イラマチオ描写は非常にエロくそして斬新な手法がされています。通常イラマの内部描写真横からの断面図か顔の正面からチンポを透過して喉奥を写す等が殆どですが、当作品は喉の奥側から喉ちんこを写し、亀頭がそれをこすり上げながら喉を突破し奥に入り込むといった斬新な描かれ方をしています。イラマ描写でこの子宮口が貫かれる様な描き方はまさに白眉だと感じました。
表情とイラマを描くのが上手い方の作品はエロさも凄いと実感しました。その他にも体液の粘り具合や痙攣する指先、つかまれ変形した胸など細部の描写も非常に丁寧です。

作者様は多くの作品で女の子の表情やイラマやザーゲロ描写が素晴らしくこの作品は新境地でもあるのでハードプレイ、イラマ好きの方は是非!良いと思ったら他作品購入も強くお勧めします!

知る人ぞ知る七竈七先生がノクターンで書かれている名作リョナ、魔法少女エレナ、ミュラシリーズの外伝的な作品です。戦う女の子がバッドエンドを迎えたその先で何が起きるか?これは「その先」を一片の容赦も無く描く作品のイラスト版です。(責めやシチュエーションは新規)

責めは基本的に苦痛を主としたものでリョナ系が殆どですが、血が飛び散る様なグロやスプラッター描写は無いのでその辺りが苦手な方も問題無く楽しめます。
どんな責めか?やそれに対する女の子の反応がとても上手くイラストと文章の両方で書かれているので、リョナ好きの方にはたまらないこと間違いなしです。特に性器や子宮卵巣への責めが苛烈かつ豊富なので、その辺りが好きな方は非常に満足出来る作品だと思います。
主人公のミュラがとても健気でずっと仲間の事を気にかけています。心もそう簡単には折れません。だからこそ受ける責めはエスカレートし、受ける苦痛は増大していく地獄の様なストーリーです。グロでは無いですが情け容赦の無い責めが楽しめます。

原作の小説を読まなくても問題無い作りになっていますが、購入前に体験版として読むのもオススメです。勿論購入後より作品世界を楽しむ為に読むとよりこの作品を楽しめる事請け合いです。

作者である七竈七さんの表現や責めのアイデアが兎に角素晴らしいので、値段が上がっても原作の責めの数々をイラストで表現した続編なども是非とも期待したい作品です!

しっかりとした指示が有るオナサポ作品は基本的にオカズが不足しがちになっています。言葉責めか耳舐めの音が主ですが、どちらも直接されていると思い込んだり最初からしているふりである事が多いです。喘ぎ声も嘘喘ぎ以外だとオナ指示の状況とのギャップが生じてしまいます。
この作品は最初から自分が直接調教を受けるのではなく、放送で調教されるある事が示されてからスタートします。ここまでなら他の作品にも有りますが、画期的なのは指示していただくサキュバスさんに相手の女性が居て、自分はサキュバスさんのセックスと自分の行動を合わせてオナニーする設定です。2人のSEXで色々なプレイが行われる為、オナ指示も種類が多く、飽きさせません。
指示中に聞こえる喘ぎ声もリスナーにとっては嘘喘ぎでなく本気で感じているものですし、サキュバスさんとお姉さんの会話やSEXの音がバックでずっと流れるのでオカズ指示がそのままオカズになる点が素晴らしいです。サキュバスさんもこちらにも話しかけてくれる為、当然ですが寝取られ感も有りません。サキュバスさんはSEXを楽しみ、リスナーはそれを覗き見させて貰えるお互いに得する関係なのも暗い感じがなく嬉しいです。

個人的に後半のサキュバスさんが挿入するトラックはローションだけでなく、こちらもオナホを使用する事でよりサキュバスさんとの一体感を味わって楽しむ事が出来ると思います。

声優さんは分倍河原シホさんと大山チロルさんの組み合わせです。この時点でエロさは約束された様なものですが、お二人の快楽に溺れた重い喘ぎ声や切なげ声色は本当に上手で、オカズとしてたまらないものが有ります。

今までのオナサポ音声に飽きてしまった方や新しい形のオナサポを求める方は勿論、オナサポ自体に興味がある方、ふたなり百合セックスに興味がある方にとってもも間違いなく買いの作品だと思います。

前作がイチャラブ作品として素晴らしい出来の傑作だったので、続編であるこの作品が出ると知り、相当な期待をしていましたがそのハードルを易々と超えて来た物凄い作品でした。

前作も担当され、他サークル様の毒舌OLちゃんシリーズ等イチャラブの傑作を生み出している春休戦さんのシナリオはお見事としか言いようが有りません。
音声作品は台詞で構成される以上、どうしても愛情を伝える側や主導権を握る側が一方に偏ってしまいがちですが、この作品は一つのチャプターの中でも愛の囁き合い、お互いの快感、甘やかし合う展開がごく自然に表現されています。特に甘やかす行為をお互いにする表現は本当に難しいと思いますが、それを見事に書かれています。
授乳プレイでもどうしてもどうしても余ってしまう一方の乳房を見事に活かし、新婚プレイでの指の使い方やサキュバスの妊娠の仕組みなどプレイ、エロス面でも一切抜かりのない完成度です。

大山チロルさんの低音ナチュラルな落ち着いたお姉さんボイスも非常に耳に優しく、聴き手をリラックスさせてくれます。甘える演技や甘やかす演技も変に作り込んでおず自然に耳に入ります。エロ部分でも喘ぎ声やオホ声もエロさは十分に確保されながらも下品さやワザとらしさは控えめなので没入感はとても高いです。
快感で上擦った声や少しいじけた声、甘える声や誘惑する声などをとても上手く自然に演じて下さっているので聴いていて興奮と同時にリラックス出来ます。授乳プレイも赤ちゃん言葉と普通の会話を織り交ぜながらなのが逆に心を許し合った仲の甘やかしと言った雰囲気に溢れています。

エロと演技、シナリオの品質がとても高いと同時に、キャッチコピーにある通り眠りながらリラックスして聴ける稀有な作品に仕上がっています!

悪の組織に対抗する正義のヒロインになる為の試練を受けるヒロインとそのヒロインから相棒として選ばれた男の子のお話です。
淫紋を刻まれ、その状態で性的な刺激を受け絶頂に迫ると本来達するはずの絶頂は迎えられずにその快感は淫紋に溜められて、規定値まで溜まり切ったら中出しと共にそれまでの絶頂を一気に受け止める事で「力」が得られると言うのが大まかな設定です。この設定が素晴らしかったです!
砂糖しおさん演じるいちかちゃんは、エロエロなコスチューム姿で拘束され、おまけにキスだけで達する程に性感を高められた状態で試練を受けるんですが、強烈な快楽を浴びながらも決して達する事は出来ず、どうしようもない切なさと快感の高みから降りて来られない苦痛に喘ぎます。
砂糖しおさんの演技も素晴らしく、いつまで経っても規定値まで溜まらない淫紋への絶望感、壊れる…辛い…嫌だ…許して…と言った悲痛な声、自分が何を言っても止めないで責め続けて欲しいと男の子に伝える健気さなどを見事に表現なさっています。狂いそうなほどの絶叫の連続をよく演じられたなぁと思ってしまいます。
無理矢理系やわからせ系の作品よりもハードながら、あくまでもお互いの愛情の元に行為が行われるので、関係は甘々が良いけどHはハードなのが好き!といった方にはたまらない作品だと思います!是非ともシリーズ化されて欲しいです!


絶妙なウザカワっぷりのマスコットとそれを演じる大山チロルさんの上手さ、それに振り回される2人のシーンは思わず笑ってしまいます。劇中でいちかちゃんがする様に「ええぇ」としか返せない様な事実を後出しで雑に連発して来るとんでもないマスコットなんですが、演技のせいもあって憎めないですね……妙な安心感?すらあります。

冗談でもギャグでもなんでもなく先輩にヤバ目な薬盛られて逆レイプされます。淫夢要素はないです。
大山チロルさんの低音ボイスで逆レイプ物とのことなので、サキュバスの様な女上司を想像しますがいい意味で裏切られます。女上司涼子さんは長身でいかにもできる女的な雰囲気なのですが、妙に不器用でしかも愛が重い性格がプラスされ通常の女性上位もののヒロインには生まれにくい、何とも言えない愛おしさを抱かせてくれます。
あらかじめ録音しておいた自分の喘ぎ声を聞かせながら、ひたすら愛を重く甘く不器用に囁いてくる様なヒロイン像はクールで大人な女性上位モノの新たな魅力を開拓してくれたのではないでしょうか。