Liste des critiques de いちろう

癒され100%の年下娘さんと、ちょっと妖しさ混ざった年上お姉さんの2本セット。
各店員さんの第一話と言う感じで、初対面から始まります。

余計なうるささや二次元的なキンキンした声などのない物静かさが心地良いです。
音のリアルさもこの手の類の音声作品の中では高い方、というよりトップクラスです。

道草屋作品の入り口としては、これと芹・すずしろパックが良いんでしょうね。音声作品の入り口としてもおすすめです。

道草屋の最年少な少女、すずなちゃん2日目。
そのまま聞いてももちろん楽しめるのですが、ぜひ公式サイトで4コマ漫画の21話～24話を読んでからお聞きください。すずなちゃんの心の機微が読めますw
内容はすずなちゃんが仕入れたてのオトナの知識をお客さんに試す流れです。相変わらずいい音で、臨場感あります。トテモハゲシイ。
ちょっとすずなちゃんからお叱りを受けながらのマッサージで、Mっぽい興奮があります。もちろん痛い怖いはありませんが。

オトナマッサージが終わってからも結構長い時間癒しトラックがありますので、疲労感の中で気持ちよく眠りにつくことができます。個人的に今作のポイントはこの時間配分にあるのではないかと。絶妙です。
いけないことしてる感は道草屋の中でも1、2を争う感じですね。

妖しさ満点の道草屋のお姉さん、はこべらさんの大人向けです。

耳かき中の他愛ない話を上手く使って、大人の事情を暗示しつつ”マッサージ”に移行する流れは、はこべらさんの知的なキャラクターと相まって違和感なく流されてしまいます。
そこからは道草屋一の(?)エロマンガ島の実力をいかんなく発揮して搾り取りにかかってきます。言葉責めも手伝ってすっからかんです。
責められる部位によって音の聞こえ方を変えることで臨場感を演習しています。ここは流石の桃色codeさんです。どこをどう責められているか言葉で説明されずともわかります。

なんかもう徹頭徹尾エッチだった気もしますが、ちゃんと癒しもありましたw
特に終始はこべらさんの声の向こうの方から聞こえてくる虫の鳴き声はすごいです。時期が作中と同じだと本当に鳴いているのか音声なのかわかりません。
そしてその鳴き声をはこさんが両手で遮る場面があるのですが、本当に耳に触れられているかのような優しい圧迫感を覚えました。

私にとって初道草屋が本作だったのですが、ここからどっぷり嵌ってしまいました。ぜひおすすめします。

すっかり店員さんが板についてきたすずなちゃん3日目。
まず夜のパートですが、こちらは店員さんとして自信のある態度で接客をしてくれます。いろいろな知識を教えてくれたり、妙に余裕があったり。HPのマンガとは随分印象が違いますねwすずなさんです。大人です。

そして次の日の午後は打って変わって、友達と接するような、それでいて少しあわあわした、いつものすずなちゃんでした。実は昨日の夜もね……なんて話をしてくれたりして、安心感があります。すずなちゃんです。

題名は囲炉裏とありますが、次の日の散髪もクオリティはとても高く、これだけで一作出来るほどです。安眠効果もそれぞれで方向性がちがう感じがしますので、どちらが合うかを聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。

道草屋シリーズ、七草の5人目さん。
雰囲気はもはや芹さんやはこべらさんのような年長組のソレです。芹さんが受け止めてくれるタイプの母性なら、たびらこさんは積極的にこちらを甘やかしてくるような母性です。オトナ向けではどうなるのか、今から楽しみで仕方ありません。

音質については言うことなしの出来です。
特に今までと差異が感じられるのは耳の甘噛みですかね。汁気(と言ったらアレですが)がなく、くちびるだけを優しく使った感じですので、耳舐め系が苦手な人でも全然平気なのではないでしょうか。