小柳さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 791位 | (役に立った数:222件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | 446位 | (総レビュー数:339件) |
2020年02月03日
女生徒「愛華」を無知に付け込んで「先生」が寝取るお話です。
「先生」は色黒の肌、でっぷりとした巨体で存在感がありますが、愛華のほうも胸や太ももはかなり豊満なデザインなので、男性キャラばかり悪目立ちすることなくうまくバランスが取れていたと思います。どちらも丸々としているため画面がみっちり埋まり、抱き合った場面などは肉の密着感が感じられて迫力がありました。
ディープキスや机の下の潜り込んでの奉仕、胸や顔の上に馬乗りになっての責めなど、口を使った描写が多めに取り入れられているので、好きな方にはおすすめではないかと思います。
台詞はフキダシなしで、「先生:黒文字」「愛華:赤文字(心の声:ピンク)」「彼氏:青文字」という具合に色分けして書かれています。
文字量は非常に多いですが、一文が長く、行頭が不規則に上下したりするので、可読性はあまりよくありません。フォントや行間の空け方などにもう少しメリハリがあったほうが読みやすいかなと思いました。
2020年02月03日
ソリの合わない女子生徒のアイドル的なミズキを脅し、関係を重ねるうちに好き合うようになって……というストーリーです。
脅しのきっかけとなった「校内で自慰をしていたミズキを主人公が目撃する」経緯からわかる通り、ミズキは周囲の目を気にして豊満な胸や性への興味を抑え込んでいる女の子という設定です。性欲旺盛な主人公と交わり続けることで自然と抑圧から解放され、主人公はそんなミズキをかわいいと思うようになり、徐々にお互い惹かれあっていく青春が描かれているので、暗さがなく非常に読みやすかったです。
塗りはストーリーに合わせるように明るい色合いが使われていて、肌のハリや瑞々しさが感じられました。台詞はフキダシなしで、主人公は黒文字、ミズキはピンク文字で地に書かれており、要所の喘ぎ声や吐息は描き文字で加えられています。
衣装は制服、黒パンスト、牛柄ビキニ、魔法少女コスプレなどが登場します。
2020年01月30日
女子が強い学校で女生徒のリーダーに男性教師がやり返す「姫とボス猿」、演劇部の指示で恋人とは別の男子と疑似恋人関係にさせられる表題作、性的未練を残した幽霊が女教師の体を借りて成仏するまでを描いた「憑きうらら」が収録されています。
いずれも望まない状況に最初こそ抵抗を見せるものの、すぐさま耐性のなさや相手の押しに屈してよがってしまう展開が特徴です。ストーリーの性質上、メインの男性キャラは強引で下品ながら、どことなく憎めない表情や、最終的には周囲を巻き込んで「こういう関係も悪くない」といった明るめのラストに落ち着くので、読後感が重くならない点が良かったです。
女性キャラクターは胸と太ももの柔らかさの描写(揺れや圧迫による変形、ソックスの食い込みなど)に力が入っていて、しかし過剰に太く大きくなりすぎない体型のバランスが優れていると思います。
登場する衣装は制服、ブルマ、水着、メイド、猫耳、目隠しなどです。特にほとんどのシーンで白や黒のサイハイソックスを着用しているので、好きな方にはおすすめだと思います。
2020年01月30日
不良でいじめっ子だった人妻をその過去をネタに寝取る「らぶ&れす」、冴えない童貞教師のもとに魔法使いの女の子が現れてHな力を貸してくれる「サンとウイッチ」、性に奔放な女子マネージャーの元でバスケ部が一致団結する「うたかたおもい」の三作が収録されています。
「らぶ&れす」「サンとウイッチ」は、強気な人妻や主人公を見下していた女生徒・女教師が相手に屈する過程が描かれるので男性優位のお話が好きなかた、「うたかたおもい」は女子マネージャー+主人公の前編と、+バスケ部全員(主人公含む)と後編からなり、多人数ものが好きなかた向けかと思います。前者二作も人妻側が状況を受け入れて欲望に素直になったり、主人公と女生徒がめでたく結ばれたりするので、寝取りものとしては明るい読後感でした。
衣装は制服、裸エプロン、バニー、ブーツ、黒パンスト、スーツ、競泳水着などが登場します。他の作品とも共通しますがサイハイソックスは特に頻出します。著作名に冠されている「アヘ」要素はそこまでハードなものではないので、極端に下品なアヘ顔は苦手といったかたで読みやすいと思います。
2020年01月22日
特に統一された作品テーマはないようですが、メインの登場人物は「姉」「義姉」「隣の人妻」「家庭教師」など年上の女性が多めです。お話は相手がすでに調教済みのものや催眠もの、ノリのいい義姉に誘惑されるもの、権力で手籠めにするもの、ナースに癒してもらうものまで多岐に渡ります(このうち兄嫁+隣の人妻の二人とさまざまなランジェリーやコスで楽しむお話のみ3話構成)。
この著者の作風とも言えますが、全体的に綺麗な大人の女性が身体的にも精神的にも乱れる展開が見どころで、擬音の描き込み・セリフ回しはかなり煽情的で激しいですが、女性は美人さを保ったまま描かれるのが特長です。
身体は胸が豊満な以外はおなかや脚など極端に太くもなく、くびれのあるスタイルのよい体型です。プレイの激しさや構図の躍動感はほしいが、女性キャラが過度に下品に描かれるのは苦手、「綺麗なおねえさん」を綺麗なまま愛でたいというかたに特にお薦めだ思います。そうした絵柄や作風の傾向を掴むうえで詰め合わせになった今作は初めて読むのにも適しているのではないかと思います。
2020年01月22日
病院で周囲の人間を巧みに操る少年が中心の表題作+喫茶店で襲われてしまうメイドを描いた「リョージョク・ラブ」の2作が収録されています。
デビルなチェリー主人公「タクミ」はうぶな振りをして病院に勤務するナース、女医、同室の入院患者の母親などを手籠めにしたり、ほかの入院患者に襲わせたりします。真面目、または気の強い年上の女性を少年がいいなりにするというギャップや倒錯的なシチュエーションが大きな魅力です。
タクミは陰のある美少年として描かれ、行為の最中のセリフや態度もどこか冷めているので下品にねちっこく煽るようなタイプの男性キャラではありません。反面、欲望を解放された女性キャラの動き、セリフや描き文字などはかなり勢いよくハードに描かれているので、男性キャラがあまり主張しないタイプの作品で女性キャラの乱れっぷりや躍動感を重視するかたに向いている作品だと思います。
「リョージョク・ラブ」のほうはタイトル通り凌辱寄りで、メイド衣装と多人数プレイがすきなかたにおすすめです。
2020年01月22日
タイトル通り「クリ」がメインテーマになった学園ハーレム作品です。
主人公は冴えない感じの男性教師「井口」です。
彼はクリ責めに才能を発揮し(出てくる女性陣が弱点を抱えているとも言えます)、ちょっと生意気な生徒「三島」、強気で美人な先輩教師「黒木」、おっとり清楚な教師「小峰」の三人と最初はなし崩し的に関係を持ちますが、その後は気持ちよさにハマってしまった相手のほうから求めてくる展開で、それぞれ気に入られて求婚されたりします。主人公が責めに回るシーンが多めですがお互い気持ちよくなる描写になっており、相手に振り回される主人公のドタバタ感もある明るく気楽に読める雰囲気の作品です。
比重としては本命の三島のお話が一番多く、衣装は学校らしく、三島の制服、水着、ブルマなどが登場します。
最後に収録されている「B93」は、巨乳で優しい姉に受け入れてもらう王道の姉弟もので、胸の描写に特化したお話になっています。
2020年01月19日
アイドルトレーナー「下田」がトレーニングを任されたアイドルの「咲耶」に催眠をかけ、自分に都合よくプロデュースするお話です。
構成はわかりやすさ重視で、冒頭10ページほどでキャラ紹介・催眠成功、すぐさまHなトレーニングに移行と非常に話が早いです。幕間の語りや経過なども極力省略されているので、ストーリー性などはあまり重視せずメインのシーンだけをひたすら楽しみたいかたに向いていると思います。
咲耶は爽やかでかっこいい系の見た目と話し方のため、下田の催眠で下品なポーズをさせられたり自分から奉仕したりするギャップの魅力が特に活きていました。
セリフは下田が青、咲耶が赤、フキダシはなく地に書かれているタイプで、ハートマークが多いのが特長です。描き文字は小さめで、要所で量多めに書き込まれています。
衣装は赤いビキニとライブ衣装のみで、ほとんどが裸体のシーンとなっています。
レビュアーが選んだジャンル
2020年01月18日
精力旺盛な主人公とその彼女「竜子」、竜子の親友「マイ」が登場します。
将来を見据えて慎重になる竜子とそれにより欲求不満になった主人公、そこに気さくなマイが一役買ってくれて……というあらすじです。シリーズものですが、冒頭に前後関係の説明やキャラ紹介があるため、こちら単品でも問題なく楽しめます。
竜子は男っぽい話し方のヤンキー、マイは人懐っこく優しいギャル、どちらもやや濃いめの褐色肌です。主人公はこのような二人とは本来関わり合いがなさそうなオタクでセリフ回しもねちっこく、その彼が優位に立って黒ギャルヤンキーを好きに責めるというギャップやアンバランスさが魅力の作品となっています。
構成としては口を伸ばしての掃除や奉仕、射精時の鼻からの噴出描写が多く盛り込まれているのが特長的でした。セリフはフキダシあり、描き文字は小さく多めに書き込まれており、下品さと勢いを重視するかたに向いていると思います。
近所に住む「真美」に誘われてお小遣いと引き換えにいろいろしてもらうお話です。真美は主人公を「おっちゃん」と呼びます。
真美は男(客)の相手に手慣れた様子で、冒頭は余裕なくがっついてしまう主人公との対比が描かれ、続いて好きだと熱く迫ってくる主人公にほだされてより親密にプレイ内容も濃いものになっていきます。
中盤からは趣向が変わり、学校の後輩の筆おろしを見せられたり、主人公の知らないところで会っていた元本命カレとのプレイが真美の回想のかたちで挟まれて寝取られ風の展開となります。ただもともと気持ちいいことが大好きな軽いノリのキャラクターとして描かれているうえ、主人公が今の本命である点は明言されているのでそれほど深刻さはなく、苦手なかたでも読みやすいのではないかと思います。
真美はさっぱりして嫌味がなく、褐色肌に赤みを帯びたツヤとハリのある塗りで健康的な若さが余さず表現されていました。
制服、メイド風衣装、バニーガール、ルーズソックスなど豊富に登場する衣装も見どころの一つです。特に片手間スマホいじりプレイは頻出するので、好きなかたにはおすすめだと思います。