レコさんのレビュー一覧

これまで続いてきたリズベルルシリーズもついに完結を迎えました。完結編にあたる、本作は爽やかに進んできた従来とは少し趣を買えて重く、シリアス、エロティックかつインモラルな話を展開していきます。
しかし、ここまでプレイしてきたなら、さらなるボリュームアップを果たしたCGムービーや、熱い戦いの数々に心を震わせる筈です。亡き少女の予言を胸に戦う男、愛する人のために剣をとる人々、その姿はまちがいなく、「ほんとうの物語」といえるでしょう。
最後の戦いに赴く彼らに、是非とも読者として声援を送りましょう!

今回のリズベルルは、シリーズ通じてクオリティの高いムービーと、シナリオ面では登場人物同士の絆が売りと言えます。
ムービ中でのサーカスはさらなるクオリティアップを見せ、激しい空中戦で魅せてくれます。
また、これまで登場してきた主役格の人物間と、4で新たに登場する幼馴染同士が、それぞれ少しずつ違った絆の形を見せる姿は必見です。
ぜひともムービーともどもプレイをお勧めします。

ひょんなことから引き取ることになった奴隷の少女との甘々ライフを楽しむゲームです。
痛々しい傷を抱えているからこそ、守りたくなる、辛い過去を持っているからこそ、抱きしめたくなる、そんな少女の心を開き、仲良くなっていく、その過程がたまりません。
最後まで心をひらいてくれたら、あとはプラトニックにいくも性に爛れた生活を送るもあなた次第です。
せっかくのゲームなのですから、複数のセーブデータでそれぞれ違ったシチュエーションで楽しんでみるのもいいかもしれません。

あの「もんむす・くえすと!」の新作がRPGで登場です!
今作はRPGということで、前作とは違って戦闘前の準備にも少々の手間をかける必要があります。しかしながら、難易度選択と、イベントで加入する仲間がなかなか強力なスペックを持っているお陰でRPGの初心者であってもそこまでクリアするだけなら問題はないでしょう。

この作品でオススメしたいのはむしろ、単純にクリアする以外の「大好きなあのもんむす、気に入ったあの人外娘」を自分好みに育成し、活躍させられるということです!
単にクリアするだけなら上記のイベント加入の仲間でも十分ですが、自分好みのパーティーで旅をするため、それらの人外娘を自分色に染め上げて旅を出来るのです!また、連れている娘が街などで会話に参加するなど、そのキャラをより好きになれる要素も抜群!
やりこみプレイ派の方に、ぜひともプレイをオススメします!

最初はロボットのデザインに惹かれて購入しました。
　プレイしてみて最初の感想。看板に偽りなしの、素晴らしいCGムービーによるバンクシーンに圧倒されました。更に、第二部においてはバンクのみならず、激しい空中機動戦のムービーが挿入され、更に物語を盛り上げてくれます。
　のみならず、主人公が過去と向き合い、自分の中に答えを出していくシナリオは物語にグイグイ引き込んでくれます。
　異世界ロボットものが好きな方なら、決して後悔させない完成度を持っているといえるでしょう。

なお、この話を読み終わったら、作者様の別作品「永遠のメルディラージェ」のプレイも合わせておすすめします。

もんむす・くえすと!シリーズで、すっかりおなじみの同人誌です。今回もまた、気になるifを描いてくれていますが、それよりも、本編で敵として登場したキャラクターの別の側面のほうが印象に残ります。
魅力的なもんむすたちの、本編では見られなかった側面をお楽しみいける内容になっています。

まず、最初に言うと、確実に人を選ぶ、癖の強い作品です。
なにが起こっているのかを理解するためには、様々な方向からの、深い考察が必要になりますし、作品に漂う絶望感には、引き付けられる一方で、心を締め付けられます。
しかし、人間の存在する世界について、哲学や量子力学の観点から考察したシナリオは見事と言うほかなく、中盤から終盤への展開は一気に引き込まれ、次々に先に読み進めてしまいます。
「傷つけ合うために、人は存在しているんだよ」
この言葉の意味がわかったならば、この作品を理解できた証になるでしょう。
最後に、この作品は、人と人とのかかわりを書いた作品でもあります。自分ひとりで生きていけると思っている人、人と関わり合いになりたくないと思っている人は、ぜひ、プレイしてみるべきでしょう。

シナリオもエロも申し分ありません!RPGとしても、レベルを際限なく上げて無双なんてことが出来ないので、常に緊張感のある戦闘が楽しめます。
　エロ目的でも、すごく濃厚で、各々のモンスターの特徴を生かしたエロシーンは飽きさせることがないでしょう。
　あえて、不満点を挙げるとしたら、図鑑のコンプリートをするのに、全ての技を喰らう必要があるのですが、ランダムで繰り出してくるのでなかなか埋まらず、そのたびに同じ相手を繰り返さなけりゃならないことでしょうか。