よーさんのレビュー一覧

トータル30分程度という事で、催眠音声としてはやや短めですが
導入部分は丁寧な作りになっているため比較的暗示はかかりやすいと思います。
また、エロパートも非常に濃厚なのでうまく暗示にかかれなくても、音声作品として十分満足できるかと。

ただ差し替えに関しては、カウントアップによる暗示があるので元音声の組み合わせ程ハマるのは難しいかもしれません。
逆にカウントアップする音声が容易出来れば十二分に楽しめる事でしょう(私は試せてませんが)。

泊まりに来た旅館の若女将が悪戯をしてくる…という内容ですが、声のトーンと方言が相まって非常に妖艶な雰囲気が出ていて、つい流され…というか飲まれそうになります。

耳かきのシーンのみダミーヘッドマイク使用となっているため他のシーンと若干聴こえ方は異なりますが、その分環境音が充実しています。
また、膝枕をしてもらった時にそちら側が塞がれたように聞こえる等、臨場感があります。
耳かき自体は、耳の周りを掃除するシーンと耳の奥を掃除するシーンがあり、ヘッドホンで聴くかイヤホンで聴くか迷うところです。

なお、元音量の大きいファイルと小さいファイルがありますが、小さい方のファイルを手元でボリューム上げて聴くほうが聴きやすい気がしました。

最初は尋問としてこちらを攻めていたつもりが、自分がやっていた事が性的な行為だと知ってからは一変。
そっち方面への興味が勝ってしまって尋問という名目で性知識の実戦勉強をする、という流れです。
ただくの一自身には全部が初めての行為なため所々自信無さげで、それを悟られまいと強がってる所が可愛いです。
おまけでのその後の話はさらに可愛くなっていて、中々素直になれないくの一にニヤニヤできます。

人外ものでは妖艶な魔物に弄ばれ…というお話が多いかと思いますが、本作のラミアは性格的には気のいい年上のお姉さんと言った感じです。
しかも聞き手がラミアの好みのタイプだったようで、お酒の効果もあってはしゃいでしまう所が少女っぽくもあり、(超絶)歳上なのに可愛らしい。
エッチもどちらかと言うと尽くしてくれる感じで、これだけ好かれてるなら人間じゃなくても全然OK!って気になります。

最後のトラックは催眠音声にあるような、安心感を与える作りになっているので安眠用にも使えるかも?

初めてのお泊りだからエッチな事はなし、と念押しされますが
腕枕をねだられたりキスしたり…
あまーい雰囲気の中、恋人同士ならではのおねだりをされます。
甘え上手な年上彼女に、思わず聴いてるあいだ中ニヤニヤしっぱなしに…
イチャラブ系の音声が好きな人にはたまらないと思います。

最後に。「次のお泊り」はエッチな事もありなんでしょうかね?是非そちらも出して欲しいです。

作品内容は説明文にもある通りですが、彼女が看病してくれて最終的に寝かしつけてくれる、
という内容なので(深呼吸したりの指示こそ無いものの)安眠用音声としても使えます。長めの寝息ファイルありますし。

風邪を引いたり体調が悪い時に聞くのであれば、安静にしなきゃいけないけど何もせずただ寝てるのは退屈…という時に聞くといいと思います。
本当にツラい時に聞くと(そういう人はあまりいないと思いますが)聞き終わった時の寂しさ倍増で逆効果ですw

声優さんは「ウザく聞こえたらどうしよう」と気にされていたようですが全然そんな事もなく、掛け合いの内容や声の感じからキャラクターとしてのリアルさが出ていて自分的には好きです。
ともかく、「えっちなシーンなしで風邪を引いた時にゆったり聴ける音声が欲しい」というリクエストには非常にマッチした作品です。

この作品は大きく2つのシナリオに分かれています。
一つはおまけの日常シーン→本編と続くシナリオ、もう一つが本編の後と思われる、おまけの妹が寝ているお兄ちゃんにいたずらするシナリオです。

本編シナリオではお兄ちゃん大好きな妹が我慢できずに積極的にエッチな事をしてきます。
途中から完全に発情しちゃった妹がやたらエロいです。

おまけシナリオは本編に比べるとエロさは控え目ですが(というか本編がエロ過ぎる)、紹介文の通りダミーヘッドマイクと一緒に寝ながら収録されているため、
吐息やささやき声だけでなく布団の音などもリアルな音声なのでとても臨場感があり素晴らしいです。

以上のように、2種類の作品がセットになった作品なのでとてもお得感があります。オススメです。

あ、おまけシナリオを聴く際には是非ヘッドフォンをご利用下さい。

シリーズものの3作目です。
視聴者が前作で雅にとっての特別な客となってその後…という物語で、
ややストーリー性が強いので全2作を視聴済みの方がより楽しめると思います。
全編恋人同士のような雰囲気と、CVの誠樹ふぁん様の演技も相まって
本当に雅に恋をしてしまう人もいるのではないでしょうか。

また内容紹介にもありますが、本作はダミーヘッドマイクを使用しての録音をされていて
音のする方向や、距離が強く感じ取れる作品になっているので
他の音声作品に比べて癖があると感じる人もいるかもしれません。
体験版や、CVである誠樹ふぁん様のHPでダミーヘッドマイクのサンプル音声を聞いておくことをおすすめします。
視聴環境もイヤホンよりはヘッドホンの方がいいでしょう。
私は普通のステレオヘッドホンでしたが、サラウンドヘッドホンだとまた違って聞こえるかもしれません。

さて、上記のようなダミーヘッドマイクと、シリーズのコンセプトであるささやきが最も活かされているのはトラック2で、
息遣いや口の中のつばの音まで聞き取れる状況での耳元でのささやきは聞いててとても幸せになります。
このあたりは前2作とは段違いにいいです。

反面、マイクの性能がいいためかシーンによってはシチュエーションと音の聞こえ方が合わない感じがしたり、
声と効果音の聞こえ方の違いが気になるところもありました。
ダミーヘッドマイク初使用との事なので今後試行錯誤を経て改善されていくと思います。