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言うまでもなく抜けます。もちもちとした抱き心地の良さそうな肉感ある絵柄、緻密な◯器の描き込み、背筋がぞくぞくするような背徳的シチュエーション、その全てから脳が灼けるような読み応えが味わえます。

特筆すべき本作の魅力は、無責任中◯しへのこだわりだと思います。
すみやお先生は本作以外の同人作品でも一貫して「妊◯の責任を絶対に取らない、男性の快楽のためだけの◯内◯精」を描き続けていますが、それを容易に可能にする昏◯シチュや無知シチュに頼らず、ごく自然に無責任中◯しにならざるをえないロジックが組まれている点こそが、本作の特に優れた点であると思います。瞬間的なエロの爆発力だけでなく、ストーリーに一本筋が通っているのです。それとは別に"一本筋"のキャラクターも登場します。

中◯しすることで魔力を回復させることができる、という設定はあくまで表面上のものにすぎません。本作を貫通するロジックの真髄は「主人公・ナカイデが絶対にヒロインに恋愛感情を持たないこと」にあります。
自分の種で孕んだヒロイン、そして自らの子供に特別な感情を一切持たない……これぞ無責任中◯しの極致なのです。街のモブ男どもから情欲の眼差しを一身に受けてきたヒロインの魅力的な身体を使って、気持ち良く◯子をコキ捨て、妊◯◯産育児等の全ての責任を一方的に押し付ける。このスタンスが徹底され、読者がその背徳感に酔えるように設計されている点こそが、本作が抜きん出ている点だと考えます。