同人誌・同人ゲーム・同人ボイス・ASMRならDLsite
{{ login_id.substr(0, 30) }}{{ login_id.length > 30 ? '...' : '' }} さん
このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。 この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。
「「私……し◯う〇くせいなんですけど?」 メスガキ小惑星マカロニ!~星の終わりが、恋の始まり~」 へのレビュー
2024年03月29日 雪蛙 さん
このレビューは参考になった x 0人
レビュアーが選んだジャンル :
観測された小惑星、Makaro-2で出会った少女型知性体は、自らのことを「マカ」と名乗った。 当該知性体「マカ」の言葉によると、Makaro-2が私とのコンタクトのため、「マカ」を現させたことを示唆していた。まだ地球にいた頃に星が意志を持つという古いSF小説を読んだことがあったが、現実でこのような事態に直面するとは思わなかった。 「マカ」は私の状況、ひいては地球の現状についても千里眼とやらで理解している口ぶりであった。1人で訓練に勤しんでいたこと、女性と関係を持つ暇もなかったこと…。全て全て「マカ」は知っているようであった。 彼女はあどけなさの残る様子で、私の股間に跨る。お互いの肉体で快楽を貪りながらも、どこかに破滅の匂いを感じているような瞳で彼女は私を見る。 遠くに青鈍く輝く地球が見える。 宇宙服越しに握り込んだ安全装置が、ひどく熱を帯びたように感じる。 アラートが鳴り響く中、私は初恋の少女に似た彼女の言葉をただただ聴くことしかできなかった…。彼女の瞳から溢れる雫が、宇宙の闇の中で鈍く煌めき、見えなくなっていく。もっとこの輝きを見つめていたい。もっと彼女と言葉を交わしたみたい。 泣きじゃくりながらも笑ってみせる彼女と共に、世界は光の中へと溶けていった。
(* は必須項目です)