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ふたなりと男の娘…。相反する二つの要素を一緒くたに摂取できるカクテル…。それこそ本作、「男の娘から痴漢に遭った時の対処法」である。

Track1では大山チロル女史演ずる保健体育教師から、痴漢への対処法とは名ばかりの公開淫語囁き乳首責めを行われるというものになっている。ドマゾと罵られながら、低音ボイスで耳を責め立ててくる…。羞恥と快楽の狭間で手玉に取られる哀れなマゾにとってはたまらないシチュエーションである。

続くTrack2から4では実際に男の娘から痴漢を受けることになる。蠱惑的にチンポに響くように迫ってくるそれは、肉食動物を想起させるものがあり、自らが被捕食者であることを実感させられる。この辺りは陽向葵ゅい女史の手腕によるものだろう。

そして本作の白眉たるのが、Track5のふたなりと男の娘の2人から責め立てられるシチュエーションにある。ふたなりの剛直チンポを劣情のままに叩きつけられながら、自慰に耽る男の娘に耳を責められる…。腰を打ちつける音と耳舐め音が響く様はさながら、入り混じるピアノの連弾のようにタイミングとリズムを変えて、チンポに甘美な痺れを与えてくれる。

「ついてないよりもついている方がいい」とは誰の言葉であったか。ふたなりと男の娘の間で揺れ動く甘い快楽を味わえる逸品である。