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ヒロインがサラマンダーに追われているというトンデモないピンチから始まる本作。

ヒロインの踊り子はかなり危うい状況にも関わらずのんびりとした喋り方なのでやや緊張感に欠ける雰囲気なのですが、命の危機は察していて無念さを口にしながらも覚悟を決めている様子でした。

そこに主人公が偶然居合わせた事で助けられ、休息を取る為に立ち寄ったオアシスで水浴びするヒロインに興奮してしまった主人公が助けられたお礼を受けるというお話となっています。

本来は都の王の為だったはずの純潔を好意を持った主人公に対して捧げる展開があり、打算目的だけではない『一目惚れ』として思いを伝えてくれる部分も良かったです。(主人公も結婚指輪を作っていて責任を取るつもりだった所も好印象でした)

都の王自体も『処女にしか興味のない王』『純潔で無くなれば処刑する』という暴君であった為、そんな相手からヒロインを助けた(奪った?)ストーリーだったのも優越感を感じられました。

星野天さん演じるヒロインのゆったりとした喋り方と本番シーンでの乱れ方もギャップがあってとても良かったです。

最後の方は若干快楽に溺れている雰囲気もありましたが、イチャイチャを感じられる作品として十分楽しめました。