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「ふた娘に悪戯しちゃいけません」シリーズの第4弾の作品。

数々の経験を経てどんどん凶悪になっていく主人公のふた娘が魅力的です。
自分の「強さ」を自覚してより傲慢さが増しているふた娘ですが、それが許されるだけのモノを持っているから本当にタチが悪い。
浅いところで男女平等にバカにしてそうな言動を平気でするところが「上位存在」っぽくて大好きです。

彼氏くんとの直接対決はないですが、30cm定規やゴムの大きさで間接的に対比させているところは寝取り作品だな～と思います。
ふた娘の方から行くんじゃなくて、女の子に選ばせるところも個人的にいいなぁと思います。
ふた娘が「上」なんだなってことが伝わってきますし、女の子が「堕ちていく」様子が感じられるんですよね…。

シリーズものですが、この作品だけでも十分楽しめる作品です。
ただ1作目では人と目も合わせられなかったふた娘が、今作では相手の目を見据えて迫っていたり、敬語からタメ口になっていたりと成長を感じられるので通しで読むとより楽しめると思います。