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挿絵にビビッときて、逢坂成美さんのやや低めの妖艶ボイス目当てに買いました。
命に未練がないならその身を喰ってやるが、その前に楽しませてもらうと、体を重ねるわけですが、残虐さやサディスティックさを感じさせずに、寧ろ労わられてるような、少し不思議な感覚に。身体の相性が合ったのか、お気に召された様子。
同棲の提案を受け入れると、身の上話をされるわけですが、どことなく寂しがりな本性が見えてきて、命に執着を失った主人公だが、一緒にいることを選んでくれたことが、彼女にとっての救いになっていく様子はいじらしいです。寝入った主人公に囁くように「我を一人にはせぬか?なぁ、お前様…」と伴侶になりたい期待と、また孤独になる不安が入り混じったあの台詞は卑怯ですね、可愛すぎました。そんなの聞いたら、現世に帰るとか死のうとか、考えられなくなるでしょ?w
後半はもう甘々展開です。蠱惑的でいて甲斐甲斐しく、積極的にリードしようとしたつもりが、主人公に翻弄されてしまっていたり微笑ましい。快楽に流されて、おねだりまでさせられてしまうも、元の気位の高さからやられっぱなしではいられないと、子供っぽさを発揮してきたり、全編通して様々な表情を見せてくれる為、色々な人のストライクゾーンに刺さりそうです。
試しにサンプル聞いてみて、クるものがあれば是非。異種族・和姦モノ好きであれば、きっと間違いない作品かと。