舉報鑒賞

ストーリークリアしてキャラ個別エンドを半分ほど埋めた辺りでのレビューです。
10種類ある職業を好きに選びながら戦闘・採取・生産を楽しむ、MMORPGや牧場物語系のゲームを思い起こさせる生活要素重視のRPG。
職業ごとに存在する指導員がヒロイン(男女半々ですが)となっており、Hシーンは彼ら彼女らと女主人公との絡みになります。

全体的に小さな作りではあるものの、アイテム数の多さやハウジングなどやり込み要素もいくつかあり侮れないゲームです。
メニューから自宅や指導員の元へ直接飛べたり、昼間限定ですが敵が離れていくエンカウント回避装備があったり、快適性にも気を配られているのは好印象。
キャラクターもそれぞれ魅力があり、またストーリーの進行度でセリフが変わったり、事前に面識があるかどうかでストーリー中の登場人物のセリフが変わったりと、テキスト面もなかなかの良さ。

終盤は必殺技一発でどんな敵も消し飛んでしまい、せっかく作った料理や薬が無用の産物になってしまったのが残念なところです。クリア後の強敵ダンジョンとかあれば・・・
採取・製作を他職で行った場合のペナルティが重く、細かく転職する必要があったのはちょっと面倒でした。

クリアまでの時間はやや短めですが、短～中編RPGとしては中々の出来だと思います。
絵に惹かれた人、生産やハウジングが好きな人にオススメです。