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「【安眠特化ASMR】初めての彼女は無気力ダウナー系が気持ちいい。【CV.土屋李央】」 へのレビュー
2023年12月11日 Sona さん
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まず申し上げたいのが本作のプロローグにあたるトラック1で詩乃に耳元で囁かれるシーンがあるんですが、囁かれる瞬間に環境音が止まるんですよね。しばらくすると環境音がフェードインして戻ってくるんですが、聞き手である主人公がドキっとして世界の時が一瞬止まったと錯覚するような感覚を表現しているな~と感じました。 ダウナー系というと感情の起伏が無く無機質なキャラクターとして描かれている作品も多く、それはそれで良いモノですが、作中の藤宮詩乃は決して無機質なキャラクターではなく年頃の女の子らしい感情がある子です。あら可愛いですね~。 詩乃もトラック6で自ら言及していますが、会話の引き出しに乏しく表情筋が硬いだけであって感情の起伏自体は豊かなキャラクターです。作中では結構デレデレが漏れ出しちゃってるゾ! 同トラックで詩乃は恋人らしいことをしていないことについて気にしている様子ですが、ステレオタイプな恋人らしいことをせずにお互い好き合えるってはっきりいって最高じゃないですか…? いや夏休みに恋人らしいイベントをするのもそれはそれで青春してるぜっ!って感じですけど私も空調の効いた部屋で詩乃ちゃんとダラダラ過ごしたいっす。あと「ベッドの上がお互い楽だから」って台詞…えっちっすね。えっちです。 明るく誰にでも笑顔でアッパー系のキャラクターから元気を貰える時もありますが、こういう落ち着いたお声で愛情を表現してくれることが心に染みるんですよね。出汁の効いてるお吸い物みたいな…暖まる~! 感情のダイナミックレンジが狭い分、素人的には表現が難しくなりそうな気がするんですが土屋李央さんの演技がとても良いんですよね。ダウナー系ながら感情は豊かな感じを的確に演じています。 それでは私はトラック6の15:10あたりの嚥下音をリピートしてきます。さようなら。
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