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「いでんしトライアングル」 へのレビュー
2024年03月18日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 8人
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本作では男状態が全く出てこず、女体化状態だけなので何も知らない原作未読勢が手に取ると一人称が俺のくノ一と誤認するかもしれません。 だとしても、読み進めれば自分を女性だと思っていない自意識が垣間見えておのずと気づくはずです。 まだ学生で母になる気なんて毛頭ない女の子が妊娠するだけでも相当に味わい深いものですが、本作は「本来は男」と言うのが重要に思えました。 妊娠初期症状の連打があっても自分の体の変化に遅々として気づかないのが一見すると不自然なようでいて、女としての自覚が薄く知識も乏しい裏付けにもなっていました。 作品説明にも明記された通り本作は妊娠に伴う各種の異変を平穏な学生生活の合間に描き、半ばフルコースのように畳みかけるのがよく出来ていました。 急な吐き気くらいは代表的ですが、感情の制御が効かなくなるのも地味に刺激的でした。 男なのに妊娠したと、やっと気づいた時の絶望には説得力がある一方で、はなから産む気は無いので気楽に構える心理バランスが絶妙でした。 おかげで妊娠した体で妖退治にいそしみ、忍び装束を身に纏う妊婦くノ一を楽しむことが出来ました。 そして、心で否定しても体は母になりたがっている現象を自覚し始める瞬間にこそ最大のフェチが開花していました。 母親になると腹をくくる反面、学生は続けるので臨月ボテ腹の制服女子が爆誕し、普段は男友達として接していたのに明確な妊婦で存在する背徳感が爆発していました。 本編後のおまけも妊婦好きにはたまらないボテ腹制服なのでお勧めできます。
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