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保健体育の授業でセックスの練習。羨ましいですね。と思いきや、のっけから先生(柚木つばめさん、出番はここだけ)の「はーい、二人組作ってー」とある種のトラウマを喚起させるようなセリフが心を揺さぶりますが、ヒロインの『佐藤さん』からパートナー指名を受けて一安心。

聞き手の主人公君の性経験はどうやら過去の授業でのみのようですが、佐藤さんはそれ以外でも経験豊富なご様子の陽キャなギャル。そしてCVが秋野かえでさんとくればもうお分かりですね。
各トラックのタイトルにあるようにあの手この手で責めまくられます。最初はからかい半分ながらも性的な相性の良いことに気付いた佐藤さんは急速に距離を縮めてきます。掟破りの中出し許可、そして放課後プライベートセックスでは好き好き連呼の孕ませ懇願フィニッシュ。

秋野かえでさんの演技はギャル口調から耳元での囁きまで幅広く、わざと声を出すつもりがついガチ喘ぎになったり、興味本位からどんどん本気になったりしていく辺りはポテンシャルが存分に発揮されていました。

ただ、保健体育の授業といっても先生は最初だけの登場なのであとは自習のような展開で、時折佐藤さんの台詞で他の生徒の存在も示唆されますが周りは静かでかすかな環境音が流れるだけ。
実質二人きりでいる状態で、ジャケット絵のようにあちこちでに行為に励んでいる光景はちょっと実感できません。今回のような作品こそ、最近ご無沙汰の『隣からは別のペアの嬌声が聞こえてくる』演出を入れるべきだったのでは。

そして今回も本番は全て騎乗位。女性上位の行為重視というのは今回佐藤さんの台詞でも強調されていて、体位のバリエーションというのはやはり望みづらいのかなと感じました。

ギャル系同級生にいっぱい気持ちよくしてもらって特別な関係になれる!という意味では幸せな作品だといえるでしょう。