「うみねこのなく頃に」

うみねこのなく頃に
タイトル うみねこのなく頃に
サークル 07th Expansion
作品情報 同人ゲームデジタルノベル アプリケーション 音楽あり プロテクトがかけられています
価格(税込) : 2,625円
ポイント : 3% (78ポイント)還元

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ストーリー

伊豆諸島、六軒島。
全長10kmにも及ぶこの島が、観光パンフに載ることはない。
なぜなら、大富豪の右代宮家が領有する私的な島だからである。

年に一度の親族会議のため、親族たちは島を目指していた。

議題は、余命あと僅かと宣告されている当主、金蔵の財産分割問題。

天気予報が台風の接近を伝えずとも、島には確実に暗雲が迫っていた…。

六軒島大量殺人事件(1986年10月4日〜5日)

速度の遅い台風によって、島に足止めされたのは18人。
電話も無線も故障し、隔絶された島に閉じ込められた。
彼らを襲う血も凍る連続殺人、大量殺人、猟奇の殺人。
台風が去れば船が来るだろう。警察も来てくれる。
船着場を賑わせていたうみねこたちも帰ってくる。
そうさ、警察が来れば全てを解決してくれる。
俺たちが何もしなくとも、うみねこのなく頃に、全て。
 ・
 ・
 ・
うみねこのなく頃に、ひとりでも生き残っていればね…?

『うみねこのく頃に』の世界へようこそ

1986年10月4日の六軒島へようこそ

貴方は、右代宮家が年に一度開く親族会議を垣間見ることができます。

莫大な資産を溜め込んだ老当主はもはや余命も僅か。
息子兄弟たちにとって、親族会議最大の争点はその遺産の分配についてでした。
誰もが大金を欲しており、誰もが譲らない。誰も信じない。

老当主の莫大な遺産を得るのは誰か。
老当主が隠し持つという黄金10tの在り処はどこか。
その在り処を示すという不気味な碑文の謎は解けるのか。

そんな最中、魔女を名乗る人物から届く怪しげな手紙。
18人しかいないはずの島に漂い始める19人目の気配。
繰り返される残酷な殺人と、現場に残される不可解な謎。
何人死ぬのか。何人生き残るのか。それとも全員死ぬのか。
犯人は18人の中にいるのか、いないのか。
そして犯人は「人」なのか、「魔女」なのか。

どうか、古き良き時代の孤島洋館ミステリーサスペンスのガジェットを存分にお楽しみください。

キャラクター紹介

■右代宮家 当主
右代宮 金蔵
右代宮 金蔵(うしろみや きんぞう)
伊豆諸島の小島、六軒島を領有する大富豪、右代宮(うしろみや)家の当主です。
本来は分家の出身でしたが、関東大震災で本家筋が全滅したため、
急遽、当主に抜擢され、にもかかわらず天才的博才で動乱の時代を泳ぎ抜き、
没落した右代宮家をわずか一代で立て直してしまった、歴代屈指の名君でもあります。
■長男一家
右代宮 蔵臼
右代宮 蔵臼(うしろみや くらうす)
六軒島の右代宮本家に住まう、金蔵の第一子、長男です。
金蔵が黒魔術趣味に傾倒して書斎に閉じ篭るようになってからは、
彼が実質上の当主代行となっています。
幼い日から金蔵に帝王学を仕込まれて育った文字通りの次期当主ですが、
若き日の金蔵に宿っていたような天才的才能や金銭的嗅覚は、
残念ながら備わっていないと言われます。
右代宮 夏妃
右代宮 夏妃(うしろみや なつひ)
蔵臼の妻です。自身も右代宮家同様の、没落した名家出身の箱入りお嬢様でした。
非常にプライドが高く、高潔で義理堅く自尊心の強い女性です。
ビジネスばかりにかまけている夫に愛想を尽かし、家の切り盛りや使用人の管理、
娘の教育などの全てを熱心に取り仕切っています。
ただ、熱心すぎてかえってうまく行かなくなってしまうことがあり、
反抗期を迎えた娘とは最近、関係がうまく行っていない様子です。
右代宮 朱志香
右代宮 朱志香(うしろみや じぇしか)
蔵臼と夏妃の娘です。蔵臼の次の次期当主となりますが、
男尊女卑の右代宮家では女性は当主にはなれず、
将来的には朱志香の夫が右代宮家を背負うことになると思われます。
反抗期の真っ只中のため、母親から令嬢らしい振る舞いや
言葉遣いを強要されてきたことが全て反動で跳ね返った結果、
非常に上品らしからぬ振る舞いや言葉遣いをするようになりました。
■長女一家
右代宮 絵羽
右代宮 絵羽(うしろみや えば)
金蔵の第2子、長女です。現在は島外で暮らしています。
息子が成人するような年齢にもかかわらず、
子どもっぽい快活な魅力を持つチャーミングな女性です。
ただし、右代宮家特有の陰湿さも多少は受け継いでいるようで、
その小悪魔的な笑顔をわずかほども歪ませることなく、
傷つけるような言葉を口に出来る一面も持っています。
右代宮 秀吉
右代宮 秀吉(うしろみや ひでよし)
絵羽の夫です。恰幅がよく邪気のないつぶらな瞳と和ませる人柄で、
右代宮家においてとても貴重な人物です。
戦時中の空襲により身寄りを全て失い、焼け野原からたったひとりで立ち上がり、
事業を成功させて財を成した苦労人です。
その境遇から、まだ猜疑心に凝り固まっていなかった頃の金蔵には
非常に気に入られていたといいます。
右代宮 譲治
右代宮 譲治(うしろみや じょうじ)
絵羽と秀吉の息子です。両親の良いところを受け継いだ好青年です。
大学入学と同時に父親の会社に籍を置き、会社経営の生きた知識を学んできました。
もっとも尊敬する人物は父親であると公言し、自分もやがては一国一城の主になろうと、
若手実業家への階段をちゃくちゃくと上り続け、日々熱心に勉強を重ねています。
■次男一家
右代宮 留弗夫
右代宮 留弗夫(うしろみや るどるふ)
金蔵の第3子、次男です。
自他共に認めるプレイボーイで、若き日の女癖の悪さは未だ伝説となっています。
浮気や愛人が日常茶飯事だったと言われ、
長いこと隠し子が何人もいるのではないかと実しやかに囁かれてきました。
6年前に前妻を失いましたが、喪が明けない内から交際中だった愛人の霧江と再婚。
息子の戦人は愛想を尽かし、6年間、母方の実家に家出していました。
右代宮 霧江
右代宮 霧江(うしろみや きりえ)
留弗夫の妻。6年前に結婚した後妻に当たります。
留弗夫が前妻と交際を始めた頃からすでに交際していると言われ、
夫のことを知り尽くしています。
そんな彼女は後妻の座を得ると同時に、夫の女性関係を次々と清算し、
見事その手綱を握り、優れた男性操縦術を見せ付けました。
右代宮 戦人
右代宮 戦人(うしろみや ばとら)
留弗夫と前妻の息子。非常に長身な大柄の青年で、
その体格と特徴的な髪型に見合った大味な性格をしています。
その辺りは皮肉屋な父親譲りですが、亡き母親から思いやりの心も
受け継いでいるようで、父親と違い、人の心の痛みがわかる感受性を持っています。
母親を亡くした後、喪が明けない内から再婚した父親に反感を持ち、
6年間、亡き母の実家の世話になっていました。
■次女親子
右代宮 楼座
右代宮 楼座(うしろみや ろーざ)
金蔵の第4子、次女。留弗夫よりさらに歳の離れた末っ子で、
長兄の蔵臼に比べれば、むしろ甥っ子たちの方に歳が近いくらいです。
その為、兄弟たちの輪と甥っ子たちの輪の狭間が居場所となっている、
少しだけ寂しい立場の女性です。
歳の離れた兄や姉たちは、互いに諍いが絶えませんでしたが、彼女は歳が
大きく離れていたため、それに巻き込まれずに済んだのは幸運だったと言えるでしょう。
右代宮 真里亞
右代宮 真里亞(うしろみや まりあ)
楼座の娘。親族の中で最年少の無垢な少女です。
父親は海外を飛び回っており、顔はよく知りません。
腹の探りあいや見栄が横行する右代宮家の中で、無垢で穢れ知らずで
嘘をつかない彼女の存在は非常に貴重です。
その為、幼さゆえに時折、言葉を選ばなかったとしても、
その無邪気な言葉を咎める人間はいません。
■主治医と使用人
主治医 南條
南條(なんじょう)
金蔵の主治医を務める老人で、右代宮家が六軒島に屋敷を構えた当時から
親交のある数少ない友人でもあります。
新島に病院を持つ開業医でしたが、優秀な息子が充分な修行を終えて帰郷したため、
病院を譲り、現在は金蔵の主治医を務める以外は隠居の生活を送っています。
また、金蔵のチェス仲間として古くから屋敷に出入りしており、
右代宮の姓を持たず、かつ使用人でない唯一の人間とも言えます。
使用人 源次
源次(げんじ)
右代宮家に仕える使用人の頭です。
六軒島に屋敷が建てられた当初から仕える最古の使用人でもあります。
非常に寡黙で無口な彼は、主である金蔵に対する忠誠心も非常に高く、
その当然の結果として、時に金蔵に、我が友と呼ばせるに至るほどの
最大の信頼を受けています。
使用人 紗音
紗音(しゃのん)
右代宮家に仕える使用人です。
若い彼女ですが、幼い頃から勤め始めているため、若さに似合わず
10年近い勤続年数があり、源次に続く豊富な経験を持っています。
ただ残念ながら、奥手で物事をはっきり言うのが苦手で、
複数の仕事の優先順位を取り違えたり、ミスしたりすることのある彼女は、
その長い勤続年数のわりに信頼を得ていません。
使用人 嘉音
嘉音(かのん)
右代宮家に仕える使用人です。紗音同様、福音の家の出身で、
金蔵に対する深い忠誠を誓い、片翼の鷲を身にまとうことが許されています。
勤めは3年ほどになり、使用人たちのローテーションの隙間を埋める形での
シフトを与えられています。
その寡黙な勤務態度は評価されていますが、いつも浮かべている淡白な、
あるいは不機嫌そうな顔つきのせいで、損をしていることが少なくないようです。
使用人 郷田
郷田(ごうだ)
右代宮家に仕える使用人です。
本来は料理人として雇用された為、彼が厨房に立つ日の食事は素晴らしく、
誰もが賛辞を惜しみません。
その為、重要な客人を招く日や、年に一度の親族会議の日には
必ずシフトが当てられ、その日に辣腕を振るう名誉が与えられています。
使用人 熊沢
熊沢(くまさわ)
右代宮家で家事を手伝うパートタイマーです。
六軒島に屋敷が建てられた当時から働いており、
体調や家族の都合でやめたりを何度も繰り返しています。
その為、使用人の中での地位は高くありませんが、
右代宮家の内情や屋敷や島の様々なことに精通した古老のひとりでもあります。

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動作環境

対応OSWindows XP / Vista / 7
メモリ128MB以上
解像度640*480 フルカラー以上
DirectXDirectX 8.0a以上
その他DirectSound に対応したサウンドカード

07th Expansionの作品情報

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