ある日、隣室から引っ越しの気配を感じたかと思うと、
控えめなノックの音が響く。
「…あの、はじめまして。
わたくし、羽矢音ななかと申します」
ドアを開けるとそこに立っていたのは、
小さな白い翼を背負い、
やわらかな光をまとった少女だった。
少し緊張した微笑みを浮かべながら、
彼女は深々と頭を下げる。
「あなたを誰よりも幸せにするため、天界から参りました。
どうぞ、よろしくお願いいたします」
純真無垢な天使ちゃんと始まる、
甘々であたたかな同居生活。
ふいに舞い込んだ奇跡のような物語をお楽しみください。