Eternal Heart ～三傑編～

イゴール大陸全土を巻き込む戦乱の最終章。
三傑編はその名の通り、三人の騎士達を中心に物語が展開されます。
フィデル教国の騎士として動乱に立ち向かっていく主人公達ですが、
己の信念を貫き行動していくうちに、彼等が全く予期しなかった方向に運命は導かれてゆきます。
激動の時代を生きるデスガルード達に、どんな未来が待っているのでしょうか?

大陸は四つの国により、均衡かつ平和が保たれていた。
大陸南部には、かつて狂王により戦乱の嵐を巻き起こした「ゲイルバル王国」。
西部には、王と幻獣騎士達が治める「ゼムリーク王国」。
北部には、独自の文化を持つ強国「磊国」。
そして、「フィデル教国」では多くの民が独自の神を信仰しており、
その頂点に立つ教皇によって統治されていた。

物語はフィデル教国の神都から始まる。

主人公のデスガルードはフィデル教国の騎士。
フィデル教国最高の騎士は神将という名で呼ばれており、
父親はその筆頭に位する由緒ある騎士だった。
が、父の死によりその名誉は剥奪され、一介の騎士の身分にあまんじる彼は、
家の復興とフィデルの繁栄を願い戦うが、
ある任務に就くところから大きく物語は動き出します。

三傑編は、その名の通り「3」という数字に導かれた作品です。
プレイしていただくと、物語も大きく前編、中編、後編に分かれる事に気付かれると思います。
物語はかなり長く、全てのシナリオとマップの敵の位置等を知っていても約20時間掛かりますので、
全て読んで考えながらプレイするとその倍程度のプレイ時間になるかもしれません。
ストーリーと戦闘バランスには最後まで拘りました。
デスガルードは主人公ですが、騎士の身分なので組織の中で最初は思うようにゆかず、仲々前にも進めません。
でも、彼には仲間がいます。
腐れ縁の仲間レーザインとレベッカを中心に、多くの仲間が彼を慕い集まります。
(レベッカの名前と姿で似たキャラを知っている貴方なら、
ビックリされる仕掛けもあります。勿論、知らなくても大丈夫。)