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作品内容
商用利用可の音源素材1曲です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。
目が覚めて、あたりを見渡すと暖かい光が降り注ぐ草原で。ああ、ここで僕は一生過ごすんだな。っていう場面と、その気持ちを曲にしています。
そこは本物の死後の世界とかじゃなくてプログラムされ、管理された仮初の天国だったとして、納得する以外に何があるんだろう? っていう感じかな。ハッピーエンドっぽいけど、少し陰のあるエンディングに使えそうな一曲となってございます。
曲のイメージ
人は死ぬ間際以外にも走馬灯を見ることが有る。顕著な例は何か大きな仕事を成し遂げた直後だろう。
良い結果であれ悪い結果であれ、何かしらの区切りが来た時、その期間に起こった出来事というものを振り返り、良かったこと、悪かったことを一つ一つ経験として消化していく。……死ぬ間際の走馬灯は、大きすぎる区切り故に見るものかもしれない。
有る科学者はいう。この世界は虚構のホログラムだと。ホログラムであるとするならば人生は……何十年とかけて体験するVR。走馬灯はそのスタッフロールとして見ているものなのかもしれない。肝心なことは、我々の人格がどのようにそのホログラムに反映され、元の人格がどこに有るかではなく、目の前のエンディングがハッピーエンドであるかどうかだ。
多くの人が、最後のスタッフロール直前でハッピーな終わり方を望み、そして出来ることならばキャストの一番上に自分自身の名前が登場することを望んでいる。例えこの世界が虚構のものであったとしても、自分の体験だけは本物であるとスタッフロールの最後には記されているはずなのだから。