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作品内容
商用利用可の音源素材1曲です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。
そこにいるそれは本当に君か? というテーマで作ろうと思った曲です。
ちょっとだけ進んだ未来で、自分は確実に死ぬっていう当たり前から逃れようと、例えば人格だけデータ化してコピーしたとして、すっげぇ楽しくて何の苦しみもない電脳世界にそのコピーを住まわせて、永劫生活させるの。で、ほっとすると思うんですよ。嗚呼これで永遠に生きられるって。でもそれって本当に君か? っていう。只そこにあるそれを救いと呼ぶのか?
不安だったり、イライラしたり、急に安心したり、どうでもよくなったり、いや、自分はすごいことをやっている。一つの人類の扉を開いている!と急に勇敢になったり……
でも当たり前だけどオリジナルは死んじゃうんですよ。
そして何も知らずデータの自分は電脳世界を幸せに歩くんですよ。
って感じの曲です。
曲のイメージ
命とはどこまでを指し、人生とはどこまでを指すのだろうか。
開発の進むAI技術が人格のコピーを実現させた時、コピーされた人は死ぬのだろうか? それとも生き続けるのだろうか?
技術と倫理はいつもせめぎ合う。
例えばコピーされた人格を実行し、それを消去した時。それは殺人罪になるのだろうか?
例えばコピーされた人格を教育し、コピー元と全く違う言動をさせた時、それはデマとして認められるのだろうか?
例えばコピーされた人格同士を戦わせて殺し合った時、そこに罪悪感は産まれるのだろうか?
技術の革新はいつも時代の革新を後追いで発生させる。そして人間は……倫理を少しずつ変化させていく。
魂とも言うべき人格そのものの再生成が出来るようになった時。私はどこまでが私なのだろうか……。