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作品内容
商用利用可の音源素材です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。(体験版の歌ありは製品版と同じ内容のものです)
歌あり、歌無しの2曲をご用意しました。
曲作りを初めて二年がたったある日、自分がどんだけ成長しているかを確認してみよう。そう思い立ち、2015年に作った曲をリメイクして見た次第です。昔は『見る夢』というタイトルで、SAVAGEのエンディングテーマとして、曲作りド素人ながら頑張って作って思い入れのある曲。曲作りだけで毎日過ごせたらもっと良くなっただろうけど、それでも成長がみられる良い取り組みだったと思います。ぜひ、新旧聞き比べていただきい。
曲のイメージ
その男性が必死に走ってたどり着いた先は隠れられるような場所でもなかった。
周りが死体だらけになった状況の中何とかして逃げようと思って逃げ込んだちょっとした小さな物置。そこで息を潜めてひっそりと死体の群れが過ぎ去るのを待っていた。
そこで彼は聞き覚えのある声を認識する。
随分前に死んだはずの自分の恋人だった。
もう死ぬしかない。そういう絶望にある時に彼女に会えたことになぜか感謝の気持ちが湧いてきた。
もう食料もないし、自分自身、怪我をしていて逃げようにも走る力はもう、ない。
生きてる時の彼女に会えたらそれはそれで幸せだったかもしれない。が、もう自分が歩くことすらままならない状況の時に、最後のとどめをさしてくれる人が、目の前に現れた自分を殺そうとしている人が愛する彼女であった。この偶然に彼は感謝の気持ちを持つ。
周囲の状況も忘れ、足を引きずりながら彼は彼女に抱き着く。有難う、そう叫びながら。
そして彼はそのまま息絶える。愛する女性の食事となりながら……。感謝の中で。
歌詞
薄い宵の中、歩く貴女はあの日のままで巡り躓く
高鳴る胸の音に絡まる螺旋
手を伸ばしても還らないあの日々よ。
あの子はもう居ないから深く、そう深く。深く深く眠りたい。
『貴方に逢えて良かった』だなんて過去に縋り付いて。
零れて逝く泪抑え。
冷たい息を首元で感じた。
溶ける様に熱くて。
嗚呼、このまま夜に堕ちる手離しで……
日が昇るまでは二人で愛を語らいでたいけど、出る声は重く鉛色。聞かせれないね。
月夜と朧に広がる雲はあの日のままで、愛惜しい僕は髪を撫でずっとこうして居たいと……
貴女に逢えて本当に良かった。心から想うよ。
零れて逝く息を抑え。
孤独な夜が続いて良かった。触れる肌懐かしい。
食い込む歯も、啜る舌も。
暈けてく部屋は貴女の馨りと、黒い服、想出と。
笑う月が僕等照らす。
『貴方にあえて良かった』だなんて過去に縋り付いて。
嗚呼、このまま夜に堕ちる手離しで……