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作品内容
商用利用可の音源素材1曲です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。
諦めた状態のときに、事態を一変するような、まってました!的なチャンスがやってきた時のテンションの上がりっぷりを曲にしました。近場でこういうことってあんまりないので、想像するときは、残業四時間確定だったのに、定時ギリギリで『今日やっぱり定時で仕事終わり!』と言われた時のテンションを思い出しながらかきました。うわー!なにしようかなー!!!みたいな感じです。
【曲のイメージ】
作戦会議4:勝利の確信
飛車が持ち駒にある。あるいはシャーリーテンプルの映画を見る。もしくは黒澤明が監督を務める。時には孔明が策を授ける。古今東西、この人がいれば、この武器があれば、勝利を確信できたり安心できたりする、そういった存在はどこにでもあり、例えば日常生活にも食事の際、お箸さえあればとりあえず何でも食べることができる、と言うような決定的な存在。彼はそういう人物だった。
奴○の身分でありながら、王家の印章を二つ持ち、蔑まれてきた人々のために身体をはり、文字通り命を懸けて戦い、勝利してきたその姿に、いつしか人々は彼が奴○であることを忘れ、守護者と褒めたたえるようになっていった。
彼が称賛を受けるきっかけとなったのはある事件。暴走したアンデッドが、兵士の命を今まさに奪わんとする瞬間に間一髪で救出し、兵士らが束になって勝てなかった相手を倒した際に、彼を見る目が一気に変化した。事件の前日、衆目の前で、彼は命が奪われかけていた兵士に罵倒されていた。それを全員が知っているからこそ、罵倒した相手でさえ命がけで救った彼を皆が称賛した。
かつての英雄、アグリストの名前を名乗っていた彼は、この事件によって名前負けしない人物へと評価が変わっていく。以後、行動を共にする兵士にとっては、アグリストが同行する、と言うだけで無事に家に帰れる保証を得たような気になり、敗戦濃厚な状態においても、アグリストが援軍に来た、と言うだけで勝利の希望を抱くことができる、そう言う存在へと変化していき、彼は精神的な意味においても守護者として認識されるようになっていった。