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作品内容
商用利用可の音源素材1曲です。サンプルではモノラルで音質を落としていますが、製品版はステレオ、高音質となっています。
士気が高く、さあいくぞ!さあやるぞ!って感じの戦闘に使える曲を。と思い作りまんた。
最初のパートのリズムとかはなんか蛮族の士気の高さを表現できたような気がして気に入ってます。
臭い男達のあふれ出る戦闘にどうぞ。
【曲のイメージ】
軍隊の行進1:誇らしく勇ましい、足踏みに迷いのない曲
魔の島と呼ばれる島がある。大陸から分断されたその島は、大陸とは異なる進化をした動物が数多く生息しており、人々はその奇妙な動物をさしてこう呼んだ。「モンスター」と。
やがてその魔の島にも人が住み着くようになり始めた。
最初は島の南部に。小さな集落だった。
次に大量の一団が、その集落に合流してきた。より東へ、海を渡るために。その集団は、魔の島で研究した技術を残し、海を渡っていった。その研究の間、島の南部は人々の交流が盛んになり、大陸と行き来する人も増え、人の生活圏は徐々に徐々に広くなっていった。
島の南半分が生活圏になったころ、縄張りを減らされた動物たちが人を襲うようになった。この襲撃に対抗するため、島の人は北部に軍事拠点を作り、定期的な討伐を行うようになった。
南北に役割が別れたこの島の住人は、やがて二つの国を形成する。
交易を主体とする南部のヴォデカ。
討伐を主体とする北部のドレイフ。
当然のように潤う南部に対し、貧しく耐える北部。この島の安全を作るという誇りだけではそれほど長くは耐えられず、何か手を講じなければならなかった。
ある時、モンスターを集めて見世物にしてはどうか、という案が提案された。これを実行し、確かにドレイフには外貨が流れ込むようになった。しかし、その外貨によって消費が激しくなり、心はより貧しくなってしまった。
結局南部を儲けさせただけなのではないか?
そういう思いが人々の間に生まれ始める。
見世物を引き継いだ王は苦悩する。つぶしてしまうのは簡単だが、その後はどうするべきなのか。新しい収入のためモンスターは何かに活用できるのではないかと。
王の長女は苛立つ。そもそも財布が二つに分かれているのが問題であると。
王女の我慢の限界は民衆の我慢の限界だった。爆発した怒りにより反乱が勃発。王は殺され、王女は女王となり、南部への侵攻を開始した。
兵士たちは喜んだ。やっと父祖の我慢が報われると。やっと貧しい思いを家族にさせなくて済むと。
彼らの足跡は力強く、そして誇りを持った迷いのないものとなった。