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作品内容
その電柱の向こうに広がる山々を描いた。
僕は、仲間のカズトとスケッチ画板の上に真っ白な画用紙を乗せてスケッチをした。
街の少しへんてこな場所にある電柱がある。
その電柱の向こうに広がる山々を描いた。
太陽光が爽やかな春の午後の話。
青々と空が広がって千切れ雲がぼんやりと漂っている。
だけど絵の焦点は電灯に当たっていた・・・・・・。
「電灯が動いた理由なんて一生分からないままだよ・・・」
ある朝通りかかると、その位置が数メートル横にずれていたのだ。
小説。
約500字。
6ページ。