セイルースさんのレビュー一覧

「だめんず」という言葉を作り出し、それを世間に認知させてドラマ化もされている作品です。

全体的な内容としては、最初のエピソードから最後のページまでダメ男に引っかかったという話しです。

暴力男、ヒモ男、戯言癖、浮気癖などの「だめんず」にハマった女性たちが漫画でコミカルに描かれてますので、そこまでの悲壮感はありません。

主人公の宮本君、全く上手く生きられていない男ですが、何故か魅力(というか目が離せない引力)を持ってます。

ゴロゴロしながら読むには重く、居住まいを正して読むには馬鹿馬鹿しい話でした。
このマンガには、学生、社会人関係なく心揺り動かさせる何かがあります。是非とも多くの人々、特に就活生や若いサラリーマンに読んでほしいと思います。

昔、紙媒体を読んだことがあり、懐かしいので買って読んでみました。
内容としては、不良が強くなって、ひたすら新たなる敵と戦うお話です。
よくある不良学生が「関東制覇」とか「全国制覇」を大阪から始めましたって感じで進み、そのうち強さのインフレがとんでもないことになります。

馬鹿漫画大好きって人は目を通しておいて損はありません。

タイトルにひかれて1巻を読んでみました。

内容としては、表向きは探偵事務所の所長、そして本当は魔を祓う陰陽師である安部清四郎の活躍を描いた話。
清四郎は人使いが荒く気難しい性格の様子であり、そんな気苦労が絶えないまりだが、ある日淫魔に憑りつかれてしまい、清四郎の魔物祓いの術を体験するというストーリーです。

笑うようなお話ではないんですけど、エッチ除霊を真面目な表情でやっているのが面白いです。

物語は、海外転勤になった両親から、亡き住職だった祖父の寺の管理を娘である「りな」がすることになったところからはじまります。早速、寺で一人暮らしを漫喫しますが、清海という即身仏が復活してしまい、騒動に巻き込まれてしまうという流れです。
エロ漫画界もいろんなネタが使い尽くされて、とうとうここまできたか、と感心しました。絵もまだまだですけど頑張って描き込んでいるように感じます。

その昔「花とゆめ」に連載されてたエスパー少女が主人公のSF活劇です。
内容としては、とにかく敵対組織がなかなかの鬼畜集団設定のため、グロシーンが苦手な方にはスマンという感じですが、おとなしくて可愛い女の子が追い詰められるとすさまじいパワーを発揮して、悪の組織に立ち向かう姿はいいものです。
絵柄は完全に昭和の漫画みたいですが、今読んでもそこまで違和感はありません。

本作は、それまで柴田氏がシリーズものの短編で出していた作品、超能力少女ランの連載版として書かれたものです。
ある意味対照的な環境で育った2人のエスパーがお互いが敵対する組織でどうなっていくのか?
1巻ではほとんど接点はありませんが、これから一波乱ありそうな方向に物語が進んでいきそうな感じです。
絵柄は完全に昭和の漫画みたいですが、そこまで古い感じはしなかったです。

表紙絵だけみたときはもっとギャグマンガ系の作品かと思ったのですが、読んでみたらだいぶ成人向けな内容でした。
主人公は平日は普通のサラリーマンで週末は忍者という二足の草鞋の生活を送っている元忍者の32歳です。
こんなにトラブルに巻き込まれるのか?ってくらいの話題に事欠かない毎日ですが、家族を守ろうと命を掛ける姿は素敵です。

ジャンプ黄金期を支えたボクシング漫画です。ストーリーは若干強引ですが、泣ける作品です。
最初は、主人公が中々ボクシングをしないどころか虫も殺せなさそうな感じで、心配してハラハラしながら見守ることになりますが、10話目くらいで本格的に主人公がボクシングを見せ始めるところまでの流れがほんとにいいので、もどかしく思っても頑張って読んで欲しい。

けっこう古い漫画ですが、そこまで古い感じがなく、色っぽい女性の絵柄がこの作品の魅力だと思います。
主人公は独身の藤井貴史で27歳。真面目が取り柄のエリートサラリーマンな彼ですが、各話ごとにいろいろな女性と出会い、Hな展開になる一話完結型の構成です。
ステキな女性とばかり巡り合う主人公になってみたいものです。