黒淡雪さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 34位 | (役に立った数:157件) |
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投稿数ランキング | 112位 | (総レビュー数:83件) |
これは滅茶苦茶可愛いです!!
二つ年下の田舎娘と、先に上京してちょっと都会慣れしている男性幼馴染のラブコメディ――。
これヤバい!! 超可愛い!! ヒロイン超可愛い!!
あと都会の神様ヤベェ!! 御利益ヤベェ!! パネェ!!
正直物凄く続きが読みたくなりました。
ほのぼの系で可愛いラブコメをお探しなら、この商品は間違いなくおススメです。
初めに、女装男子である晃の女装姿はかなり可愛いです。
加えて女装“男子”という設定を上手く活かせていて、大事な場面では
しっかりと男だって解るような描き方がされていました。
「本当はさぁ! 男の格好をしている時に言いたかったんだけど!」
この辺は良い主人公感が出ていると思います。
それでいて、男勝りな女子頼子もこの辺でとても良いヒロインの表情をしていました。
内容に『萌え』を期待しても良いですが、どちらかと言えば『物語』の方に魅力が詰まっていますね。
総合で見ると概ねほのぼの系で王道的な恋愛漫画と言う気がしますが、
王道は王道故に誤魔化しが効かない為、それをどう仕上げるかによって作者様の技量がはっきりと出ます。
これは終始とてもよい感じで仕上げられていますので、
表紙や公開分の頁を見て気になったら購読してみてもいいでしょう。
この作品はおススメです。
初めて聴いた時、何だか涙が出そうになりました。
Mistless Piece様が送るこの作品は、極めて純で青春値が高い内容となっています。
下校途中の何気ない会話や、一緒にお祭りに行って二人でわいわい楽しむ空気――。
祭りの後に昔よく遊んだ公園に足を運んで、少ししんみりしたりして、やがて彼女から……。
この流れは完璧でした。もう最高の青春ドラマがこの音声作品には宿っていますよ。
cv小山ハルさんの演技もこれ以上にないくらいヒロインのキャラと合っていますね。
彼女は最高の幼馴染です。
他にも蝉の鳴き声や祭りの雑踏、夜の公園の静謐さを彩る虫の音(ね)など、
極めてBGSの質も良く、雰囲気もこの上なく素晴らしいクォリティに仕上がっていました。
もう何もかもが完璧過ぎて文句の付け所がありません。
これはこの夏一番聴きたい最高の青春音声作品です。
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これの壱に当たる作品で初めて流撫の声を聴き、るくさんを知りました。
本当に癒されるいい声ですね。全編ぶっ通しで囁かれるのでたまりません。
内容も空想の世界にトリップ出来るものでして、落ち着いた声と目に浮かぶ情景に安らぎます。
それと、個人的にはイラストもささやき庵シリーズの中では一番好きですね。
なんかこう、流撫のイラストはR-18作品のジャケよりも上品なエロスが漂っている気がします。
清潔感や清涼感に満ちているのに、露出のせいかちょっぴり背徳感を感じるいい絵だと思います。
レビュアーが選んだジャンル
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2017年07月01日
商品の中には耳かき中の雨音有無の差分と、膝枕時の左右の差分が入っています。
ただ、耳かき中に雨音有を聴いてみたのですが、
イヤホンの都合なのか、相当音量を上げないと雨音は聴こえませんでした。
冒頭や扉(窓?)を開けた時などははっきりと雨音が聴こえていましたが、これは結構土砂降りの雨ですね。
自分が好きな音だけに、これがBGSとして聴き辛かったの残念です。
基本的にはステレオタイプの耳かき癒し音声と言った所でしょうか。
耳かきが在って、癒しを重視している作品が押さえるべき所はしっかりと押さえています。
WAVが同梱されていますので、自分はそちらを聴いてじっくりと癒されました。夜に聴くと最高ですね。
あと、イラストを眺めながら聴くのも雰囲気が出て〇です。
これまでのシリーズでは何処かファンタジー要素のある内容が多かったのですが、
今回はそう言った要素がなく、普通に「自分に自信が無くて、引き籠りと化している女の子」がメインです。
最初は訪問者である主人公に対してたどたどしかったり、必要以上に自分が迷惑を掛けてないかを心配したりしていますが、
一方で、お話が進んで行く内に段々と別の事も気に掛けるようになりますね。
基本的には良作なのですが、一方でシリーズを通して耳にした場合、
少し感覚が麻痺して魅力が伝わり難いかも知れません。
と言うのも、サークル様のコンセプトも有ってか、各作品毎の内容には共通する点が多く、
女の子の口調も被り気味になってしまっているという傾向があります。
なので、似たような味の食べ物を食べ続けると、味が解らなくなるアレに似ていますね。
もしも作品毎の魅力をフルで感じたいならば、一つ聴いては間を空けて、
また一つ聴いては間を空けて――を繰り返せば良いかと思います。
勿論、そうした点が気にならない方は通しで聴いても全く問題ありませんよ。
それで、今回もフリートークが同梱されていましたが、
こちらは前作とはまた別ベクトルのインパクトがありました。
和鳴るせさんの演技をしない時の声と、コトトちゃんとしての演技をしている時の声の差が結構大きかったです。
こういう演技・非演技状態の差を知る事が出来るのもある意味フリートークの良い所かと。
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