やまびこさんのレビュー一覧
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2019年07月22日
このサークルさん、というか作者様の作品(単行本)【となりのバカと続く嘘】の続きとなっています。
「サークルさんの作品一覧に本編ないじゃん!」と思った方はトップページで【となりのバカと続く嘘】とカッコを外したものを入力して検索してみて下さい。
この作品だけでも十分楽しめますが、本編および追加エピソード集もあわせて読むと更に幸せになれます。
おでんランチ。さんの看板作品「私の好きな幼馴染は」シリーズに待望の5巻が登場です。え、前回で完結したんじゃないのかって?そんな細かい事はどうでも良いのです(笑)
で、この5巻はこれまでの4巻までで描き切れなかった物語が収録されているとの事で6人3組の新たな物語が楽しめる感じですね。そして非常に嬉しい事に、作者さんもこのシリーズが非常に気に入っているようで、あとがきにまたネームが出来たら何らかの形で発表したいと書かれていました。
ここからは私の非常に個人的な感想となってしまいますが、こういう作品って、一度物語が完結してしまうともう一度くらいしか追加の物語が描かれず、その後どうなっていくのかが気になってしょうがない!!というものが多い気がします。
ですので、今後もこのシリーズがしばらく続いてもう少しこの琴子、充、秋彦、沙英、悟、佳英の6人がどうなっていくのか見てゆければ嬉しいなと思っています。
おでんランチ。さんの看板作品「わたしの好きな幼馴染は」シリーズの第四巻です。この作品では1,2,3巻で出てきた6人(3組)の恋物語が完結する様が描かれています。
私は特に1巻の充と琴子の続きが読みたかったので非常に嬉しいですね。1,2,3いずれか1冊だけを持っていても楽しめますが3冊とも所持していると更に楽しめますよ!
・・・・・で、シリーズ最終巻との事なのですが実は5巻があります。私もこのレビュー書こうとして気が付いて驚きましたw最終巻とはなんだったのか。いいぞこのままもっと続いてしまえwww
まず初めに書いておくとこの作品は3部作で、この商品にはその内第1作「そ」と第2作「ならなきゃよかった」が収録されています。なので【「そ」+「ならなきゃよかった」】というタイトルなんですね。
ちなみに第3作は「こんなはずではなかったのに」です。3作すべて購入してから読まれることをオススメします。
この第1作「そ」と第2作「ならなきゃよかった」では主に男性「兎沢樹」の視点からお隣さんの少女「亀山結」との日常生活の中での触れ合いを描いており、第1作は樹が高校生で結が小学生の時代の回想と2人の再会が、第2作では樹が結の通う高校の教師となり結への想いを自覚するまでが描写されています。
2人とも本質的な人格は変わっていないのですが、結の(周りから見た)性格が第1作目では「明るく元気でお転婆」だったのが、第2作目では第1作目で樹が言っていた「おしとやかで気配りができてけなげで謙虚な性格」になっており、時代の流れとそれぞれの心の奥の想いを感じさせる作品となっています。
3作目「こんなはずではなかったのに」ではこの2人の想いの結末(?)が描かれていますが、ハッピーエンドで終わるので安心して読むことが出来ますよ。
年下の幼馴染の少女が可愛い!続きが超気になる!!以上!!!
・・・・作品紹介になっていないように見えますがこの作品の本質は上記の通りです。ネタバレを伏せてもうちょっと詳しく書くと全3話構成で、1.電車編、2.お参り編、3.お泊り編とでもいったところでしょうか。どの話でも幼馴染の少女の心理描写が中心に描かれており、3話目ではなぜわざわざ上京してきたか、その答えが描かれています(多分皆さんの想像通りだとは思いますが)。
ちなみに本作あとがきによると別の男女の幼なじみの話を作者さんが書かれていくそうですが、是非この充と琴子の話の続きも読んでみたいので、続編にも非常に期待しています。
別の場所で広告を見かけ、ちょうど割引期間中だったので購入しました。満月、和服といったキーワードからある程度自分なりに予想はしていましたが、若干予想していなかった箇所はあったものの概ね予想通りでした。ちなみに成年表現はないので純粋にイチャイチャな話を楽しめます。
全体的に甘々な雰囲気ですし、おまけも面白かったので購入して損はないと思います。