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気がつくと、眠れない狐獣人アヴァリスと一緒に
とあるお城の寝室にいて――

まず、寝かしつけ効果がすごいです…!!

おやすみASMRだけどストーリーも楽しむぞな
心意気で全然眠くない時に聴き始めたんです。

なのに、いつの間にかすとん…ｯ と寝落ちして
ました!! 脅威の寝かしつけ力!! 快眠保証!!

そんなこんなで何周したか分かりませんが、
ようやく(!?)寝落ちせず最初から最後まで
通しで聴けたので、今こうしてレビューを
書かせて頂いてます、笑

彼の吐息がほんとうに心地いいのですが、
こっちへ来てくれと突然抱き寄せられた時の
近さにはどきっとしちゃいます…ｯ

――近いのは私? 声?

どっちもです…!!!!

耳を舐められてのチュッチュがこそばゆくて、
途中、狐の姿にもなってくれてのもふもふタイム
まであって、ずっとふわふわした気持ちに。

腹黒? 優しいだけじゃーんなんて思ってたら、
後半は人の姿をとって迫ってきて…!?

「もう遅いよ」

顔にﾁｭｯ。

突然の雄みに、きゅん不可避…!!
与えるより奪う方が好きだと、ちょっと
黒めな台詞。

前半とのギャップにドキドキさせられるのが、
最高です…ｯ

何故、彼は眠れなくなったのか?
忘れている事とは?
彼の言う「彼」とは誰のことなのか?
その謝罪は何の謝罪…?

彼の口から零れた「王」という言葉。

タイトルにある通り、彼は狐獣人の王子。
すべては王位継承に関係があることなのか…?

そして、ラストの衝撃的SEは…!?!?

断片的なヒントを繋ぎ合わせていく先に、
見えてくるものとは……

詳しいことは何も語られず、答えはきっと
聴いた人の胸の内に、聴いた人の数だけ
あると思います!!

明確な答えや、はっきりとしたハッピーエンドを
求める方はご注意を。でも、いろいろ考えて
自分なりの答えを見つけるのが好きな方は、
すごく好きだと思います ヽ(´▽`)/

快眠のお供に、如何ですか?

そして、

このお話の秘密に触れて、
あなたの答えを探してみませんか――?