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「【百合ASMR】大正百合物語」 へのレビュー
2023年12月05日 亮 さん
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トラック1~6が静子の、トラック7~12が春からの視点になっている本作。BGM、単語の表現や言葉選びなど、現代日本とは少し違った大正らしい雰囲気が素敵です。それぞれのトラックでは静子・春の片方だけが話している構成なので、もう片方である相手は何を言ってどう思っているのか、ととても楽しみに感じました。 順番通りにトラック8までを聴き終えてから、春はこの苦さに慣れていってしまうのだろうか…… と少し寂しくなりました。前半での結末を知っているからこそ、明るい語らいの中にある少しの陰りに、しみじみとした気持ちになりますね。「周りの人の力を借りるように」と言った静子が一人で行ってしまう結果になる訳ですが、トラック10以降での展開が特に印象的です。 炭酸の泡、耳かき、風鈴に雨音、そういった効果音による爽やかさがあったので、別れはより一層寂しく儚く感じられました。こういった締めくくりは個人的には好きなのですが、出来ることならばアップデートや続編といった形で明るい未来をお願いしたいです…… 一期一会、それから灯火、とても温かな作品でした。ありがとうございます。
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