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「君は幼馴染の彼女に救われたい。〜それは、純愛か狂気か。〜」 へのレビュー
2024年02月23日 浮遊霊 さん
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仲睦まじい二人の日常に不安要素が一投されるも、自分の分まで怒ってくれる幼馴染の彼女に優しく甘やかされる。 しかし、それだけでは終わらない。トラック5の明らかな異質さが他トラックの僅かな違和感を肉付けしていく。 すでに互いに社会人で、過去には元カノもいた“君”の幼馴染の語る「いつでも」と「今までも」。それはいったいいつから、どこまで? 「私だけ」と繰り返すその姿は純愛と呼ぶには歪んでいるが、狂気と呼ぶには用意周到で理性的だ。 内で煮えたぎる想いを遂げるに手段を選ばない姿勢はどこか盲目的なようにも映る。 あるいは、彼女はまだ恋の途上にいるのでしょう。 激重感情を受け止めたい方よりも、激重感情を観察したい方へオススメしたい。 “君”へ自己投影しないほうが私は楽しめました。
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