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「東方連添物語 00 上 列車と秦こころと往き帰り 往」 へのレビュー

ぶらり廃駅下車の旅

2020年10月19日   あまあまさん さん

このレビューは参考になった x 6人

面霊気の少女と一緒に電車でお出かけする音声作品。

幻想郷を離れ、あなたの住む町へやってきた彼女があなたと一緒に居てくれます。
道を通る車の音だったり、誰かの足音だったり、駅構内の喧騒だったり、電車の発着音だったり、割とリアルな生活音が後ろで流れる中、沢山沢山話しかけてきてくれるこころちゃん。
現代社会が産んだハイパーテクノロジーに初めて触れる彼女の感心した台詞は、まるで小さい子を相手にしているかのよう。
周囲の人を気にして声量を押さえるのとかも良いですね。
普段の生活の中に彼女が溶け込んで来ているかのような没入感が得られます。
電車の揺れに耐えようと控え目な声量で「君の服に掴まってて良い?」なんて言われた日には、それはもう。それはもう、ね。
合計で約20分程度の尺の中にやりたかったであろう事がふんだんに詰め込まれています。
通勤通学の時の電車にこころちゃんが同席してくれたらさぞかし。さぞかし……。
何故こころちゃんはいないのか。いや、いる。いた。見つけた。
現実に侵食してくるこころちゃんすき。もっといってらっしゃいしてほしい。

スキマからガード不可の電車を発車させられるあなたにオススメです。

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