イタズラ好きの年下アイドルのASMRということで、どのような雰囲気なのだろうと思いましたが、丹下桜さんの演じる藍葉は不思議な雰囲気がありました。
幼いような、それでいて大人びているような、そんな魅力がありましたね。
そんな小悪魔的なアイドルと同じ部屋でくつろぐという夢のようなシチュエーションですが、主人公の疲れを取るために色々と尽くしてくれます。
まずはストレッチから始まりますが、藍葉が耳元で囁く声がとても心地よいです。
アイドル活動でもストレッチはするらしく、多少詳しい様子。
マイナスイオンが出てるというワードも作中でありましたが、本当にマイナスイオンが出ていてもおかしくない癒やし効果がありました。
その次は肩もみに入るのですが、アイドルに肩を揉んでもらうという優越感もありつつ、どこか機嫌良さげな藍葉が耳元でリズムよく囁くのが眠気を誘います。
そしてメインの耳かきですが、耳元で丹下桜さんの声がするというのは、とてもリラックスできて良いなと聴いていて思いました。
耳がゴソゴソするくすぐったさも存分に感じることができましたし、耳に息を吹きかけられるシーンはぜひ聴いてみてほしいです。
王道な展開ですがASMRに耳かきは外せないですね。
最後は一緒におやすみするのですが、藍葉の寝息を聴きながらだと、こちらも眠くなってきます。
ただの寝息ではなく、セリフも入っているので、彼女の本心が聞けます。
アイドルの時間を独り占めできるという贅沢さと、丹下桜さんの癒やしボイスを楽しめた作品でした。