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ASMR部という部活の部員に引き込まれて、色んな癒しを受けさせてもらうお話。
最初は世間知らずのような頓珍漢なこと…というか聞き方を間違えれば品のない感じにも聞こえそうなやり取りであまり会話にならない。
おっとりとした雰囲気からお嬢様みたいな子なのかな?と思いきや、すぐに分かるASMRにどっぷりつかったという中々に親近感の沸く子。
色んな音や音好きに関して理解があるのも良いのですが、最後の方の聞き手に対して好意を寄せているような描写が可愛らしい。
思いっきり抱き合ってもフリーハグ制か…じゃあしょうがないなぁ、となる。…いや、なるか?まぁ可愛いから良し。
まず最初に、原作未プレイで彼女の事を全く知らない者の感想ですがあしからず。
彼女のイメージはミステリアス?ダーク?ダウナー?の合わさったような印象で、今までの癒し隊とは一味違った雰囲気。
「指揮官を癒す」という内容ではあるもの、どちらかというと篭絡というか堕落でもさせんばかりの勢いで癒してきます。
司令官に甘々なわけでも無く、かといって嫌悪感丸出しという訳でも無い。
「主人公に好意的で、引き込もうとしている敵組織の女幹部」みたいな?
何よりも敗北・勝利の展開が両方とも魅力的。
彼女に負けて良いように癒され堕とされるも良し。彼女に勝利しこちらの思うが儘にするも良し(もちろん健全な範囲で)。
勝利の方は最後の方に不穏な雰囲気もあり、一筋縄ではいかない様子で想像の余地があってこれはこれで…。
癒し作品としてはダークテイストではある物の、知識なしで聞いても十分魅力的な作品でした。