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本当にオマージュとエロの配合加減が絶妙です。
本作は随所のアメコミヒーローのオマージュが埋め込まれています。
例えば、サンプルにも出ている死んだと思ったヒーローがヴィランとして復活なんていうのも読者の胸を熱くさせる定番です。
しかし、この巻で最も重要なのは二代目の成長です。
ヒーロー・ヒロインがいかにして殻を破るかと言ったら、挫折を知り、今まで救ってきた民衆の罵詈雑言に晒されるのが一番ダメージが大きく、それゆえに乗り越えた時の躍進も段違いです。
しかも、本作の場合は敵が淫猥な仕打ちばかりで容赦がない。
スーパーヒロインの矜持と乙女の純潔の両方が危機に瀕し、思い悩む姿は必見です。
そして、その影に隠れる形で、主人公の血筋の秘密が紐解かれつつも、まだ全容は見えてこず、続きが気になるワクワク感で締めくくられる話です。
Palabras clave que seleccionó el reseñador
言われてみればアメコミではヒーローの襲名制は定番です。
ヒーローが命を落とした後、そのヒーローのサイドキックがコスチュームとヒーロー名を受け継ぐ例も多いですが、血縁者が二代目を名乗る例も少なくありません。
本作もまさにそれです。
ただし、母は死んだわけではなく、引退しただけなので普通に主婦やってます。
本作の巧妙な所は「娘は母が初代だと知らない」すれ違い構成です。
娘は母に隠れてヒロイン活動を行い、母は娘に隠れてヒロイン活動を復活し密かに娘をフォローしているのです。
母娘は全く同じ特殊能力を持っているものの、娘は経験値の面で危なっかしい部分が多く、作中の母親も含め読者もハラハラしてしまいます。
って言うか、敵がただの乱暴な怪力怪人とかならスーパーパワーで打ち負かせそうなのですが、本作の悪の組織は「ブロウジョブ」名前からしてヤバい匂いが漂う連中です。
戦法が片っ端から淫猥な敵ばかりで、大概はスーパーヒロインの服が大損害を被り、豊満な裸体が衆目にさらされてしまいます。
しかも、被害が服だけならまだマシな方、R-18との境界線ギリギリを攻めた負けっぷりが本作の真骨頂と言っても過言でありません。
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男がおっぱいを求めるのは当然です。
むしろ、おっぱいが嫌いな男は居ないと言っても過言ではありません。
ただ、その渇望の強さで忘れそうになるものの、男はおっぱいの前では部外者です。
おっぱいを得るべき正当な権利者は乳飲み子を置いて他に居ないはずです。
つまり乳飲み子の男児はおっぱいの譜代と外様が掛け合わさった強烈な欲求を持っているわけです。
それが魔王のパワーを持っていたとしたら、普通に生命の危機レベルの事態です。
血を見なくて済んでいるのは相手、母が勇者の戦闘力を有しているからであって、一般人の女性だったらなんて考えただけで恐ろしい事になりそうです。
それを含め、前作(RJ221674)までは多少の魔力被害があっても可愛さが先立って笑顔で和めたところが、徐々に成長する息子の力に圧倒され、ワンオペ育児がきつくなってくる辺り妙にリアリティがあってシュールな笑いがこみ上げる作品です。
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いいなぁ、俺もこんな「えへへ」を言ってみたいよ。
シリーズを完読している方ならご存知の通り、この女子バレー部には個性の強い面々が揃っています。
背の高い横暴な姉のようでいて実は超ブラコンだったり、一見清楚に見える黒髪長身美人だけど実は超ビッチだったり、十人十色ならぬ六人六色です。
[作品内容]にも書いてあるように、そこに更に3人の女子が加入し、女子寮がより混迷を極めるのがこの巻です。
東欧の貴婦人のような長身のお嬢様、本当に双子?と思うほど個性が乖離した双子姉妹どちらも強烈に主人公に絡んできます。
したがって、主人公の小柄少年が関係を持った女性が7人に増えます。
これがまっとうなラブコメなら血で血を洗う険悪なムードですが、本作は諸事情で休戦協定みたいな状態が続き、その穏やかな空気は何も知らぬ主人公には和やかに映り、結果的にハーレム生活を難なく謳歌しているわけです。
その幸福な環境は自然と頬を緩ませ、口から笑いが漏れてきます。
「えへへ」としか言いようがないのです。
Palabras clave que seleccionó el reseñador
そもそも論を言い出せば、なぜ人妻や母親などの母性的な女性に惹かれるのか。
その包容力に癒され、子供に戻った気分で安心感に包まれるのが理由の大部分を占めるのは間違いないと思います。
しかし、他方ではギャップ萌えの側面も無視できない魅力だと個人的は考えています。
例えば、目つきの悪いヤンキー少女が母親になった途端に、我が子にデレデレの甘々で甲斐甲斐しく世話を焼いていたら、その変貌ぶりに驚かされると同時に、想像だにしなかった一面に萌えるに違いありません。
本作もそれが随所に見られるように感じます。
作中は結婚後の現代日本がメインで、勇者としての死闘の日々は全くと言っていいほど描かれていません。
それなのに、確信できるのは女勇者がガサツで拳で語る系の戦士だった雰囲気です。
決して見るも無残なゴリラ女子だと言っているのではなく、むしろ魔王を倒すほどの戦力ならば当然の力強さです。
それが今や親バカ丸出しで、授乳と言う母性のシンボルを施して、穏やかな表情で和む光景、凄まじい出力のギャップ萌えです。
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いや、たしかに明確な局部の描写ないし、決定的な男女の交合はアングルでぼかされています。
エロよりもギャグに比重が大きいと言っても間違っていない作品です。
だから、「全年齢」枠での販売となるのは全くの妥当で何ら非の打ち所がありません。
でもなぁ、載ってた雑誌はR-18なんだけど。
[作品内容]にも書いてあるように、またサンプルページを見ても「何言ってんだ?こいつ」となるように、歴史上の偉人が掲載誌『COMIC快楽天ビースト』を愛読していたと仮定した上で進行するギャグ作品なのです。
エロ漫画が尊く素晴らしい物なのは言うまでもなく当然だとしても、それを歴史に織り込むストーリー作りが無茶苦茶すぎます。
お気軽に女体化してきますし、それを奇想天外な論理で裏付けし、開いた口が塞がらないのを通り越して閉まってない口から笑い声が出てきます。
シュールギャグのフルスロットルです。
原始編、古代編、平安編、鎌倉編、安土桃山編、戦国編、島原編、江戸吉原編、徳川綱吉編、幕末編、日本神話編、古代エジプト編、古代ギリシャ編、古代ローマ編、創世編など多岐にわたるものの、全て「男はエロ漫画を熟読し、生身の女から縁遠い」のが大前提で成り立っています。
漫画どころか紙すら確立されていなかった時代でそれをやるもんだから、もはや訳が分かりません。
しかしながら、テンポが良くて意味不明に笑えてきます。
そして、本作の最も恐ろしい所は画力です。
ギャグとデッサン力の融合は危険だと再認識させられます。
劇画的とすら言える素晴らしい絵で、真面目な顔の偉人がエロ漫画を大絶賛しているとそれだけで面白いのは間違いありません。
Palabras clave que seleccionó el reseñador
01/13/2018
3巻ともなればおのずと登場人物が増えてきます。
剣と魔法のファンタジーなら冒険の仲間が加わったり、新たな敵が現れたりする所でしょうが、言うまでもなく本作はそうではありません。
ごく普通の平和な日常生活で増える人と言ったら家族です。
もっとも、本作の場合、新たに結婚したりおめでたが有ったりとかの実質的に人数が増えるのではなく、元から居た親類が作品に登場機会を得る形です。
主人公の祖父祖母が田舎から出てきたり、逆に実家に行ったり、宅飲み話が多くて1,2巻に比べると物量において賑やかさが増しています。
したがって、今までの呑みの爽快さ、あての美味さを兼ね備えるのはもちろん、家族愛の温かみもホワホワと伝わってくる作品になっています。
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01/13/2018
三十路女3人が仲良く呑むのをコンセプトにしているだけあって、リアル志向な作品です。
これは呑む姿にとどまらず、日常風景ひいては季節感にも波及します。
つまりは固定された時空を延々と繰り返すのではなく、作中では緩やかに時が流れています。
この2巻で言えば7月頃から始まって、1月過ぎくらいまでで締めくくります。
サンプルにも掲載の10月の名を冠したドイツビール祭りはもちろん、夏には夏野菜、寒くなったらおでんを食い、初詣の時期には神社で配られる風物詩を呑む、正にフルコースをキメてきます。
強烈に食欲をそそり食事の選択肢を誘導する作品を飯テロ漫画と称するなら、生活レベルまで浸食する日常テロ漫画の領域まで昇華した作品です。
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[作品内容]にも書いてあるように3種のフェチで構成された単行本です。
まず「競泳水着フェチ」はボディラインが浮き立つラバーな感触に雄を誘う吸引力があるのは言うまでもありません。
しかし、もう一つの見所はダブルヒロイン制を採用している点です。
純情そうだけど時に大胆に男を誘惑する小悪魔な一面を持つ少女、鬼と恐れられるSっぷりでありながら蓋を開けてみればツンデレが可愛い先輩、この両名が主人公男子をいじくることで競泳水着の密着度が増し、フェチが加速しています。
次に「パンストフェチ」は作者様の真骨頂とも言うべき脚線美が光っています。
眼鏡が似合う美人教師はタイトスカートがミニ過ぎて、目のやり場に困る上に、熱血指導ゆえに妙に距離が近く、もはや存在が色気抜群です。
しかも、授業日ごとに違う服装、違うパンストを履いてくれて、全く飽きさせない新鮮なフェチをたたみかけてきます。
最後に「若女将フェチ」は上記2種とも違った独特の方向性です。
特定のコスチュームを軸にした他2つとは異なり、旅館を背負う女将という立場を起点に据え、様々な無茶振りに仕方なく恥辱を堪えるパターンです。
もちろん、女将特有の着物フェチも完備し、旅館特有の混浴フェチも抜かりなく、若女将と言う生き物を万遍なく楽しめます。
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最近は戦車アニメのコミカライズやアニメ制作アニメに出演で話題の作者様(AJ005879)がDLsiteの同人フロアに初登場とあって注目しました。
近頃は新作ドラマが途絶えてしまったので若い人には馴染みが薄いかもしれませんが、水戸の御老公様の諸国行脚をベースにした物語です。
全くの余談ではあるものの、実写ドラマなら私は東野英治郎版が好きでした。
で、その老人には2人の護衛役が付き物です。
要するに本作は護衛2人が美少女化された作品です。
1人はアフリカ系を想起させる褐色美人に、もう1人はエルフを想起させる純白美人になっているだけでなく、他にも服装や武装を始めプロポーションまで対照的に差別化されています。
そこら辺は元ネタから変容している一方、物語の真骨頂は元ネタを忠実に再現しています。
つまり勧善懲悪です。
元よりドラマからして、旅の一行が悪代官を成敗する流れは爽快感抜群です。
本作では護衛役が女子になっているのも手伝い、倍増しで敵が油断し、あなどる言動も散見します。
サンプルでも少し見えてるように、そんな敵を跳ね除ける格好良さは自ずと爽快感も倍増しで熱い展開です。
それでいて言うまでもなく、セクシーさも提供してくれる、ちょいエロ勧善懲悪ストーリーに仕上がっています。
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