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2012年06月28日
2012年06月28日
2012年06月27日
2012年06月27日
2012年06月27日
2012年05月30日
オルゴール技師と天才ピアニスト、オルゴールの発展の物語。
前作オルフェウスの銀琴の前世代にあたる物語ですが、やはり音楽がとてもいい。
OPでいきなりガツンと心を持っていかれました。明るく壮大に広がる曲に何を感じるでしょうか。
今回も根底にあるのは誇り。音楽を奏でること、楽器を作ることへの誇り高さです。
問題を抱えても、世間に届かなくとも、折れることなく前を向いて。
そして前作と同じく、誇りと誇りが出会って重なって、というお話。
前作に比べて短く、あまり時間をかけずに読み終えられます。
前作をプレイして楽しめたならばプレイして絶対に損はないです。
前作をやっていなくても、これ単品で良く出来た作品。やはり万人におすすめで。
山でオルゴール修理工をやっている技師の青年と依頼にやって来た天才バイオリニストの少女の物語。
題材が楽器であるように、とても音楽に力を入れられた作品です。
主題歌とその編曲BGM「回想」は特に強力。過去にあったこと、様々な情景を想起させてくれます。
また、オルフェウスというモチーフやOPの雰囲気から儚げなイメージを受けますが、それは否。
音楽を奏でること、それをする自分自身に誇りを持つ少女。
少女に引っ張られながら、オルゴールに向かう意思を再起させていく青年。
二人とそれを取り巻く人の作っていく、前向きで真っ直ぐなお話です。
フルボイスであり、セリフに込められた感情を耳で聞けるのも良いところ。
魅力的な曲とキャラクターに爽やかなストーリー、誰がやっても楽しめるのではと。
2012年03月29日
2012年03月29日
何かが少し異なる世界が交錯していく中で、幸せを探す人たちの物語。
幸せとはなんなのか、はっきりと答えられるひとは少数であろうそれを、考えることになります。
はっきりとした結論や結末は見えないつくりで、プレイヤーが想像で埋めるしかありません。
しかし、全五章の中であったことや各章の繋がりから見えてくるものは、あたたかなもののはず。
誰かの幸せは誰かの不幸せという幸福の絶対量の話には異議もありますが、物語としては好きな部類。
三時間と少しで読み終えられましたし、時間のある方はやってみてはどうでしょう。
しかしみんな、こんなよくわからない超常現象に善良な先生を巻き込まれた先生も可哀想に。