舉報鑒賞（資料輸入）

とみみ庵さんの名作シリーズの第2作になります。

前作を知らずとも聞けますが、1作目でテン様との出会いからのエピソードを知っておくと今作での距離感の違いがよく分かりより思わず頬が緩みます。

今作から話にだけ出ていた弟子のような存在であるビャクが登場します。テン様との関係を察してか、二人っきりにしてお膳立てしてくれますがテン様にとっては逃げ道を潰されてテンパる結果に繋がったり…そしてビャクもそれを分かった上でやってるというなかなか策士な子です。
今回も1作目の例にもれず3日間、今回はおまけも加わった計4日間に渡りテン様(ビャク)に耳かきされます。

相変わらず本気の恋人であることを否定するテン様ですがもはや恋人以上の距離にまで詰まってしまっている事を自覚は有りますが認めようとはしません。そこからくるまた絶妙な距離感が微笑ましくも愛おしく感じるでしょう。
また前作よりも耳かき音がより一層パワーアップしており、特に耳かきが耳垢に触れたり、垢が剥がれるような音はより臨場感が増した耳かきを音で提供してくれます。また今回から少し変わった道具が登場し、耳かきとは一味違った身体の力を抜く「音」を味わえます。

前作よりもボリュームアップしたテン様シリーズですがお値段は変わらず。

逆にとみみ庵さんの利益が本当にあるのか不安になるような値段設定ですが内容は文句なしの一級品です。