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髪の色が原因で酷な扱いを受けてきた少女の思いやりあふれる優しさに心が痛みました。
ビビは自分が人間からひどい扱いを受けてきたにもかかわらず、森で倒れている主人公を介抱するのです。胸が苦しくなるところでした。
その後も雨の中森で散歩したり、スマホで音楽を聴いたりと仲を深めていきます。
最後の夜にビビが胸の内を囁くのですが、そこで胸が張り裂けそうになくらい苦しくなります。

声優さんの実力と効果音、脚本のどれもが秀でていて世界観にのめりこむことができました。

この作品から自分は忘れていた名状しがたい物々を思い出しました。乾いていた心が潤う、そんな作品でした。