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逢坂成美さんといえば、僕の中では可愛い女性、十代の可愛い少女、というイメージだったのですが、この作品で”看病してくれる優しい彼女”という新しい魅力を知ることが出来ました。時折垣間見せる、逢坂さん特有の舌足らずな可愛さが光ります。アーロンさんの作品は初めてなのですが、環境音の素晴らしさに驚きました。2.3ヶ所リアルさにかける場所がありましたが、作者は多分ご存知なのでしょう。彼氏の黒子を見つけるシーンは常套手段とはいえ、二人の深い関係を表している脚本のうまさだと思います。個人的な意見なのですが、欲を言えば、耳かきの後で膝の上に顔を乗せて、お腹に顔を押し付けて彼女の匂いを吸い込んで、手を腰に回して、ぎゅ〜っと甘えるシーンと、胸をまさぐってたしなめられて「赤ちゃんみたい。かわいい」と言われ頭をなでなでされるシーンがあればもっと良かったかなと・・・(笑)
ともあれ、正統派癒し作品で、アーロンさんの個性が良く分かる作品だと思います。
これからもアーロンさんの作品は買っていくつもりです。