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個人的にはお人形キャッスルの次に大好きな作品です。
小人視点の描写が、人形になってしまった事実を主人公達へ常に突きつけていて良かったです。
小さな体、学習機能による勝手な動作や硬直、AI設定の干渉によって、精神までもが少しづつ人形になっていく絶望感を味合わせていました。

少し残念だったのが肝心の、体が人形に変わってしまう描写がなかったことです。
どんどん小さくなっていく体の変化や人間でなくなっていく変化は、どんな不思議な感覚を抱くのか。
体が変わっていく様子に感じてしまいどんな驚き方をするのか。
自分の服や下着に埋もれていったり、周り全てのものが巨大になっていくのを見てどんな反応をするのか。
こんな描写があれば、状態変化の一番の魅力になると思います。

主人公達が、中学生に間違えられたり、アニメのような恰好やごっこ遊びさせられたりして恥ずかしがる描写も良かったです。
次は小中学生の視点での人形化も見てみたいですね。