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「ダウナーメイドと出会ってから恋人になるまで」 へのレビュー

    • 物語は、コトネがご主人様のお屋敷に面接に来るところから始まります。
      が、気怠げなノリで敬語も使わず、アクビまでかましてくれます。聴いているうちに、塩でも撒いて追い出してくれようかと、幾度も拳を震わせましたが、驚いたことに、"ご主人様"は彼女を採用します。
      なるほど、昼はメイド長によって散々にしごき上げ、夜はご主人様の熱烈な教育的指導により、身も心も徹底的に従順に屈服させる心づもりかとワクワクしましたが、意外と普通に馴染んで、それなりに真面目に仕事をしているようです。ぐぬぬ。

      説明文ではシリアスあり、となっていますが、重い話ではないのでご安心を。コトネの秘密が明かされる段では、ここに来るまでの人生や、語られてはいない屋敷での過ごし方などに、何となく思いを馳せられるようです。
      全編通して、最小限のSEのみで表現されたミニマムな作品ですが、この辺りでは東京ラブストーリーのテーマが脳内に流れることでしょう。

      めでたく結ばれた二人ですが、健気にもメイドを続けています。恐らく、他のメイドに目撃されるリスクを冒しつつイチャイチャする、スリルと背徳感を楽しむためです。間違いありません。
      アンニュイな空気感を保ちつつ、隙あらば唇を重ねる様は、コトネが大切な物の重みをゆっくり確かめているようでもあります。いずれ時を経た続編では、甘々べったりな彼女が見られるでしょう。間違いありません。

      コトネのほかに3人のメイドさんが登場しますが、残念ながら絡みがほとんどありません。コトネの淡々とした語りが多く続くため、メイドたちの賑々しい働きぶりを微笑ましく眺めるご主人様ムーブを挟むなど、少しアクセントが欲しい気もしました。
      セリフが少ないながらもそれぞれに存在感があり、魅力的です。恐らく全員ご主人様のお手付きでしょう。間違いあ(ry

      ※1トラックの中に複数の場面が繋げられていますが、画面ごとの区切りがわかりづらいようです。
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