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「SUGURI THE BEST」 へのレビュー

    • 2024年05月02日
      レビュアーオススメ!
      ゲーム自体は未プレイながら、ゲームとその楽曲の素晴らしさを度々聞き及び、ゲーム音楽好きの血が騒いで購入した。よって、以下に述べるのはBGMとゲーム場面が結びついたプレイヤー視点ではなく、曲のみに惚れた人間による感想となる。そのため、的外れなレビューになるかも知れないがご容赦願いたい。

      さて、本作に収録されている楽曲はほぼ1曲あたりの長さが5分前後となっており、それがために音がどんどん増えてゆき、展開してゆく。イントロからは想像できないほどの転調や表現を用いて聴覚的な刺激によって視覚的なイメージが広がるような印象が強い。個人的にはいくつかのタイトルも相まって、空に羽ばたいてゆくような情景を思い浮かべた。

      また、ほかに特徴としてはトランス・テクノ系ミュージック(間違えていたら申し訳ない)メインで作曲されており、耳に心地よいサウンドの響きがよい。この響きたちも徐々に増えてゆくことで、上述の表現の豊かさができている。

      全て名曲故選ぶのは難しいが、個人的にお気に入りは「Icarus」と「First Encount」だろうか。
      「Icarus」は、テクノらしいテンポから始まり、溜めに溜めたところで空間的な広がり、または解放感のあるメロディが翼を広げるように始まる。この前半部分だけでもよいが、後半ではさらにもう一段変化する。初視聴時、転調時の神々しさに思わず聞き惚れ、そのままぶっ飛んでゆくかのような曲展開に呑み込まれてしまった感覚を味わった。こんな経験はそうそう無く、貴重な時間を過ごせた。

      「First Encount」は軽快に始まり、テクノやピアノなど様々なサウンドが溶け合って曲が展開してゆく。どこかもの悲しいパートがあったり、途中の転調で清澄なイメージの表現があったりと、場面ごとの変化がこれまた楽しい一曲であった。
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