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「しろくま荘は、四六時中。」 へのレビュー

    • "堅牢"に作り込まれた世界観へ、しばし、時を
      忘れ、没入できる”眠ヰネネマル”先生の表題作
      全九話が収録された作品集。
      印象的な収録作品は、朝早く目覚めた甘野くん。
      その日、初めて出会った女性(ひと)は・・・な
      「第二話 美冥さん」。”寡黙な美人”の彼女に、
      渡し忘れたお弁当を届ける、甘野くんとマリー
      さんが微笑ましい、お話でした。
      読んでいて感じたのは、”堅牢”に出来上がった
      その世界観へ、スッと入り込める、敷居の低さ。
      ”眠ヰネネマル”先生の高度な技量を、そこここ
      に感じさせます。マリーさんに優しく抱きしめ
      て欲しい”衝動”に駆られる、ふんわりした作品。
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