レビューを報告する(情報入力)

  • 1. 情報入力
  • 2. 報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください

「ノロイヤコマチ-呪い屋小町- 第4巻 情報の注射器 -情報空間- -血と水の秘密-」 へのレビュー

    • 水…つまりは液体=「情報を記録する媒体」とみなし、それらを扱う方法を学びます。

      実践パート前半は、情報=水を意識して扱うための方法、 後半は、注射器のイメージを用いて、情報の吸収・放出・付け替えなどを行う方法を学びます。
      ここで用いる「水の情報空間」は同シリーズの6巻でも使用する内容で、自分が物理的・魔術的に知覚できる領域や、自分の術や呪いなどを作用しやすくするための領域を兼ねた、ホームエリア&自分の情報媒体としての役割を含んでいます。

      実践パートでは物理的な水ではなく、全てイメージの水を用いてレッスンを行いますが、付属のpdfでは応用としての方法、また、おまけの殴り書きヒントノートには物理的な水…つまりは様々な液体や、魔術に用いる物質(塩や金属など)が「どのような効果を成しているか=どのような効果と定義されやすいか」などが語られています。
      これを知ることで、特に物理世界で効果が増す方法のヒントに繋がるため、「おまけも本編」…人によっては、おまけの方がイメージ的な「呪い」には近いかもしれません。

      関連しやすい技法としては、同シリーズや本編で解説されている作品以外では、
      知覚力を高める技法として意識体術の流体化や眼力、
      情報を付け加えたり干渉したりする技法として、夢乃屋ネムリの思念のタクトもいいかも?(本来は思念を操る道具ですが、これで水=「情報」を操ったら…?)


      魔法も魔眼もその他の技法も、大部分が「用いるエネルギー・情報の場所や種類、効果範囲を定義して干渉する」方法をとっているため、
      「情報とは何ぞや?術ではどう干渉しているか?」がわかれば、たとえ水や注射器の形をとらなくても様々な技法に応用がききますし、他シリーズを学んでいる方は、自分が魔法や魔眼などで「何をしているのか?」を改めて理解できるきっかけになるはずです。
      シリーズ経験者にも是非オススメします!
      選択ジャンル

      3人が役に立ったと答えています

  • 理由必須
    0 / 1500